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 4話 ページ5

その日もまた徹夜だった。

うぅ・・・気づけばもう3徹だよ・・・。

ジンが人使い荒いせいだ・・・。

文句しか出てこない中、食べ物がなくなったので、どこかに食べに行くことにした。

今はすごく落ち着いた空間で過ごしたい気分だから、カフェとかがいいかなぁ〜。

パソコンで米花町のカフェを検索する。

すると、ポアロという人気なカフェが出てきた。

記事によると、かわいい店員と、イケメンすぎる店員がいるらしく、料理も良いと大好評のカフェらしい。

場所は・・・あ、毛利探偵事務所の下か。

よし、行ってみよう!

そして、財布を鞄の中に入れ、ポアロへと向かった。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 ?「いらっしゃいませ!カウンター席で大丈夫ですか?」

そう言って案内してくれるのは、とても可愛らしい店員さんだった。

 ?「オススメはハムサンドで、カラスミパスタなども美味しいですよ!今日は安室さんもいますし・・・。」

安室さん・・・?

よくわからないけど、オススメならハムサンドにしようかな、あんまガッツリ食べられるほど食欲ないし。

「えっと、ハムサンドとアイスコーヒーください。」

 ?「はい!・・・安室さ〜ん!!!ハムサンドお願いします!」

 安「了解です!」

そう言って出てきたのは、まさかのバーボンだった。

なんか聞き覚えのある声だと思ったら、まさかのバーボンとは・・・。

というか、なんでこんなカフェで働いてるの?

疑問を持ちつつも、あんまり仲良くする気のない私は、関わらないようにしようと思った。

でも、向こうはめちゃくちゃ話しかけてくる。

 安「初めての来店ですか?僕は安室透といいます!名前教えてもらえますか?」

「宮崎 Aです。よろしくお願いします。」

 安「素敵なお名前ですね!ご職業は何されているんですか?」

「フリーデザイナーをしています。」

めっちゃグイグイ質問してくるなぁ・・・、あの車の時みたいに。

逃げようにも、カウンター席で逃げ場がない。

すると、安室さん・・・バーボンは、ハムサンドと、コーヒーを出してくれた。

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作者名:もなか | 作者ホームページ:http://hp/Aaar  
作成日時:2024年1月24日 21時

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