34話 ページ38
蘭「Aさんもベルツリー急行乗るんですね。」
「コナンくんが誘ってくれたし、特に予定も入っていなかったから。・・・そちらの女の子達は?」
蘭ちゃんの隣に立っている、ボーイッシュな女の子と元気な女の子に視線を向けた。
園「私は鈴木園子よ!蘭の親友なの!」
世「僕は世良真純。よく女の子だとわかったな!?」
驚く様子の世良ちゃんににっこりと微笑む。
「雰囲気が男の子って感じがしなくて・・・合ってたなら良かった!」
間違ってたらどうしようって、すごくヒヤヒヤしたわ・・・。
すると、私の近くにいたコナンくんが鋭い視線を私に送った。
え、何?
その視線をたどると、そこには車椅子に乗ったお婆さんと車椅子を押しているお姉さんがいた。
特におかしい様子はない・・・でも、この子のことだからきっと何かあるんだろう。
何かあったらサポートをしようと、そのまま見守ることにした。
________________________________________
蘭「また事件かぁ・・・。」
園「なんか、おじ様の周りって事件ばっか起きるわよね。」
列車に乗ると、密室殺人が起き、世良ちゃんとコナンくんは必死に推理している。
蘭ちゃんと園子ちゃんも不安なようで、私はとにかく慰めていた。
「でも、すぐに解決してくれるよ!だから元気だして?」
安「えぇ、Aさんの言うとおりです。」
え?
聞き覚えのある声に反応して、勢いよく振り返る。
そこには安室さんがにっこり笑って立っていた。
蘭「安室さん!?なんでここに?」
安「この列車のチケットが運良く当たりまして。それで?密室殺人でしたっけ?状況は?」
本当にそうなのだろうか。
もっと他に違う目的があって、ここにいるのでは?
そうやってどうしても考えてしまう。
公安か、探偵業か、もしくは・・・・組織。
顔が真っ青になっていくのが自分でもわかり、鳥肌が止まらなかった。
100人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もなか | 作者ホームページ:http://hp/Aaar
作成日時:2024年1月24日 21時