１０話 ページ11
あれからまた数日後がたち、スコッチの安全はＦＢＩによってしっかり守られていた。
一方、組織の方もスコッチは死んだと認識しているため、特に大きな動きはない。
あの男・・・バーボンも。
あれからというもの、バーボンは更に冷たくなり、特に私とライにはあたりが強い。
バ「貴方とまた任務なんて・・・頭痛がしますよ。」
「そうですか。お家に帰っていい子におねんねしてたらいいんじゃないですか？」
言い合いも増え、仕事がやりにくい。
はぁ・・・いっそのこと、バーボンもＮＯＣだったら良かったのに・・・。
そんなことを考えながら、私は任務終わらせ、久々にポアロに向かった。
？「いらしゃいませ〜！・・・あ！宮崎さん！お久しぶりです！カウンター席にどうぞ！」
そう言って私を案内してくれたのは、前来たときにもいた店員さん。
アイスコーヒを頼んで、私は店内をゆっくり見渡す。
よかった・・・バーボンはいないみたい。
すると、すぐ隣に人の気配がして見てみると、小さな男の子がいた。
？「わぁ〜！お姉さん、すっごくきれいだね！美人さんだぁ！」
？「ちょっと、コナン君！・・・すみません。ほら席に戻るよ？」
コナン君と呼ばれた男の子を連れ戻しに来たのは女子高校生ぐらいの女の子だった。
コ「えぇ〜。まだ僕、お姉さんとお話してないよぅ！」
あんまり小さい子と関わる機会がないからか、少しづつテンションが上っていく。
可愛すぎるこの子・・・。
「君、お名前は？」
コ「僕、江戸川コナン！小学一年生だよ！」
「コナン君か。私は宮崎A。よろしくね。」
すると、コナン君はにっこり笑って、
コ「知ってるよ！」
といった。
あれ？初対面だよな？
すると、コナン君は簡単だよと言いながら、説明をしてくれた。
コ「だって、さっき梓さんがお姉さんのこと、宮崎さんって呼んでたもん！」
そっか、なるほどね。
コナン君の洞察力に驚きながら、にっこり笑った。
コ「それよりお姉さんさ、好きな飲み物ってある！？」
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作者名：もなか | 作者ホームページ：http://hp/Aaar
作成日時：2024年1月24日 21時
