復讐の中の甘い恋 (ページ2)

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　１話ページ2

べ「あら？今日も徹夜してたの？」

そう言って部屋に入ってきたのは、ベルモットだった。

「はい。中々この計画書をまとめられなくて・・・。」

そう苦笑いを浮かべながら、パソコンに向き合う。

すると、ベルモットは開いていた私のパソコンを閉じ、口を開いた。

　べ「ジンからの伝言よ。今夜、新入り達を紹介するからいつものバーに来なさい。」

「新入りですか？珍しいですね。」

ベルモットの言葉に思わず驚く。

コードネームを持つのは難しいはずなのに、一気に入ってくるなんて・・・。

すると、私の気持ちが表情から伝わったのか、ベルモットは笑みを浮かべながら言った。

　べ「貴方も彼らの情報が手元にあるのだから、調べれば簡単にわかるわ。彼らがどれほど優秀かがね・・・。」

「で、彼らのコードネームはなんですか？」

　べ「バーボン、ライ、スコッチ。まぁ、楽しみにしてなさい。」

そう言って部屋を出ていくベルモットを見つめながら、頭の中で彼らのコードネームを繰り返す。

そして願ったのは、彼らがＮＯＣであることだった。