検索窓
今日:2 hit、昨日:27 hit、合計:15,520 hit

ふわふわな憧れ ページ16

SH「ダンス練習?」


『はい…』


SH「ウヨナとサニは一緒じゃないの?」


『先に、帰りました』


SH「そっか、お疲れ様」



立ち話するのも、とソンファ先輩とベンチに座り

ソンファ先輩が隣に居る事に緊張して上手く話せない。




卒業してからソンファ先輩は一段と格好良くなっていた


ちらっと横を見ると、ライトに照らされた先輩の髪は


キラキラと輝きを放っていて。



人見知りな私は直視できないぐらい美しくて


顔が赤くなって熱くなるのが自分でも分かるぐらいに。



SH「近くに来たから、懐かしいと思って
  まだ卒業して数ヶ月だけどね 」



『先輩って、今何して…』



SH「ダンスチームに入ったんだ。大変だけど
とても楽しいんだ。」



嬉しそうに話すソンファ先輩



実は先輩がダンスチームに入ったことは既に知っていた。

.
.
.
.

「ソンファ先輩ってあのダンスチームに入ったんでしょ?」


「しかも彼女さんとは遠距離になったらしいじゃん」


「あんなイケメン彼氏と離れて遠距離なんて私絶対無理」



ソンファ先輩が居なくなってからも、学校の女の子達は



ソンファ先輩の話で持ち切りだったから






先輩の余計な恋愛事情まで…






SH「もっと後輩の子とこうやって話したかったな」


寂しげにそう呟くソンファ先輩。





私も、ウヨナとサニとは話し慣れているけど


実は人と会話するのが得意な訳じゃない


でもソンファ先輩の温かい話し方が好きで


私も不思議と落ち着いて喋る事が出来る。



SH「Aちゃんは…」


『あの、ちゃんは付けなくても…』


SH「ごめん、嫌だった?」



『あ、いや、慣れなくて…』



心臓が持たないんです、先輩。




SH「じゃ、A…?でいいの?」


言葉に詰まりながら覗き込んでくる
ソンファ先輩を見ながら思った。



ソンファ先輩ってこうやって女の子達を

自分の虜にしていくんだなって


ウヨナが言うソンファ先輩がずるいって

きっとこういう所。



『…ごめんなさい、やっぱりそれも駄目です…』



SH「えっ、じゃあ呼べないな…どうしよう…」



そんな事を真剣に考えるふわふわで温かい


憧れの先輩はこれからも私の中ではソンファ先輩だけだろうな

暗号は充電器とケーキ→←猫か狼



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (61 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
243人がお気に入り
設定タグ:ATEEZ , ソンファ , サン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ナナ(プロフ) - わぁ!!更新ありがとうございますTT、、!嬉しすぎます!これからも陰ながら応援してます! (10月3日 1時) (レス) id: b741dd8cc5 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 1日で読み切ってしまいました!とても素敵なお話で、主人公の思いにキュンキュンしながら読み切ってしまいました。更新されてないの分かってましたが読み進めると止まらない〜。続きを待ってる人沢山いると思います。お忙しいかも知れませんが首を長くして待っています (9月21日 5時) (レス) @page34 id: 8fa7639a9a (このIDを非表示/違反報告)
- いつも楽しく読まさせていただいています!これからも楽しみにしてます! (2021年10月3日 20時) (レス) @page1 id: 7b54d3678c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こさめ | 作成日時:2021年10月2日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。