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困惑しながらもソンファ先輩は笑顔で



手紙を受け取ったり、写真撮影に応じてあげたり



アイドルでしか見ないような状況に
ただただ圧倒されるばかり




『ソンファ先輩って…こんなに遠かったんだ』




今まで、話した事は何度かあったし
同じダンス部だからって近付いたって思ってたけど




ソンファ先輩の" 隣 "どころか近くにも行けない




呆然としてると、強く腕を引かれた。




WY「そんなの自分から近くに行けばいいじゃん」



『ウヨナ…』



WY「世話が焼けるよな〜」



『ごめん…』



WY「それにしてもあのヒョンなんで
こんなにモテるんだよ」



仲が良いウヨナからしたら、気に食わないらしい。



WY「俺よりモテるなんてずるいよな」



ソンファ先輩だけモテるのが。



ウヨナは荒々しいけど、その中には必ず優しさがあって



自分を慕ってくれている人に対しての情が厚いし
それを行動で表してくれるから男女関係無く信頼されてる



たまに危なっかしいけどね



今だって、掴まれてる腕痛いし。



少しは加減してくれても良くない?
逃げたりしないし…



WY「ヒョン〜Aと写真撮ってやって〜」




『ちょっと…ウヨナ!』




いきなりソンファ先輩の前に突き出された私



『あの、えっと…』



目の前にソンファ先輩がいるからあがっちゃって
なかなか言葉が出て来ない



SH「いいよ、撮ろっか」




まだ少し肌寒いけど
雲1つ無い、と言っても過言じゃない程に晴れた卒業式の日




太陽が眩しいのか、ソンファ先輩が眩しいのか




WY「A、もっとヒョンの側寄って!」




気を利かせたウヨナがツーショットを撮ってくれた。


『あの、ソンファ先輩…卒業おめでとうございます…』



SH「ありがとう、嬉しいな」



情けない事に、写真撮れた事が嬉しくて
充電器のお礼をすっかり忘れていた。



『ちょっと…ウヨナ!もういいって!連写しないで!』




こういう所、すぐふざけるんだから。




そして、後から追い付いたサニとウヨナと私とソンファ先輩



YS「僕、付き添い〜」



と言って入ってきた謎のヨサン君の5人で写真を撮って貰った。




後で写真を見返すと、ウヨンが撮ってくれた



私とソンファ先輩のツーショットは




ウヨナが連写なんてするもんだからほぼブレブレ。



なんならウヨナの自撮りも入ってるし、なにより私の顔が
びっくりするぐらいぎこちなくて。



『でも、いいよね。何だか私らしくて』

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ナナ(プロフ) - わぁ!!更新ありがとうございますTT、、!嬉しすぎます!これからも陰ながら応援してます! (10月3日 1時) (レス) id: b741dd8cc5 (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 1日で読み切ってしまいました!とても素敵なお話で、主人公の思いにキュンキュンしながら読み切ってしまいました。更新されてないの分かってましたが読み進めると止まらない〜。続きを待ってる人沢山いると思います。お忙しいかも知れませんが首を長くして待っています (9月21日 5時) (レス) @page34 id: 8fa7639a9a (このIDを非表示/違反報告)
- いつも楽しく読まさせていただいています!これからも楽しみにしてます! (2021年10月3日 20時) (レス) @page1 id: 7b54d3678c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こさめ | 作成日時:2021年10月2日 3時

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