我々学園戦争研究部！【wrwrd】 (ページ14)

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第9話　朝弱い3人と朝強い1人ページ14

shp side～

時刻は午前7時55分。我々市内にあるとある通学路にて

sha 「はあ、疲れた」
cn 「ほんま毎朝ありがとうございます」
shp 「シャオさんのおかげで、遅刻の心配が無くなりました」
kn 「さすシャオ」
sha 「お前らええ加減自分の力で起きれるようになれよ」
他「努力してまーす」
sha 「してへんやろ」

会話から察する通り、俺たち3人は中学の時から毎朝シャオさんに起こしてもらって、一緒に登校している。俺らが中3の時は起こしてもらうだけだったが
朝7時にシャオさんからのモーニングコールが鳴り、7時35分に俺、45分にチーノ、50分にコネシマさんの家に迎えに来るという仕組みだ
彼らとは小学校からの付き合いなので、意外と仲が良い

kn 「そういや最近、ロボロ見かけへんくない？」
sha 「部活にも来てへんしな。どうせ勉強してるんやない？あいつ真面目だし」

確かにそうだ。最近ロボロさんを見かけていない。部活に来ていないのだ

cn 「シャオロンな言う通り、勉強してるんちゃう？試験まで1ヶ月切ったし」
kn 「そうかなあ、ちゃう気ぃすんねんけど」

コネシマさんのこういう然り気無い言葉は当たるから怖い

sha 「あ、そういえばゾムも『最近ロボロが一緒に学校行ってくれへんねん。昼休みも放課後もすぐにどっか行ってまうから全然はなせてないねん』って言っとったわ」
shp 「.....いじめ？」

咄嗟に口から出てしまった。すぐに俺は自分の言ったことを後悔した

kn 「いじめぇ？なんでや」
sha 「それはないんやない？ロボロがいじめられるようなことしてるとは思えへんし」
cn 「せやな」
shp 「何となく言ってみただけです。すみません、ロボロさんに失礼でした」

そうはいったものの、何故かそんな気がしてやまない

sha 「まあ、勉強やろ」
shp 「そう、、、ですね。」

胸がざわざわする