愛のない結婚２

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早起きしなかった自分になのか


辛いのに相談してくれなかったホソクなのかわからない暴言を吐く










半ば引き摺るようにホソクをベッドに連れて行く






あの時からずっと来ていなかった部屋






片付けに入ることも拒み続けた部屋










あの時と状況が違うくせに思い出すなんて私はふしだらな女だ













体温計を渡して熱さまシートを額に貼れば弱々しくごめんって聞こえる












「何に謝ってんの」













なんて笑いながら言えばなんだろって弱々しく笑うから何故か泣きたくなった








あの日失敗しなければこんなに辛くなる前に気付いてあげられたんじゃないかって
















「服着替える？」










意識があるうちにと声をかければまた弱々しくごめんって言いながら手を伸ばしてくる





その手を優しく握って背中に手を回して起こす














「着替え終わったら呼んでね？」










パジャマを出して渡しながら言えば首を横に振るホソク








テレビでも家でも笑顔の絶えないホソクがこんなに弱っているなんて……











「1人じゃきつい、、


手伝って」










そういうホソクはすごい汗で









「失礼します」




「ありがとう」










タオルで優しく拭いてあげれば気持ちよさそうにする








汗ですごく濡れた服を見てどれだけ辛いのかが伝わってくる

















「変わってあげられなくてごめんね」

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