愛のない結婚２

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ジョングクが寝ている間に起きた時にすぐに飲めるようにスポーツドリンクと水を用意して



お腹空いた時に食べれるようにうどんのつゆだけ作っておく










ジョングクが寝ている部屋に戻ればジョングクの手が行き場を探していたからそっと握れば









「……A？」










名前を呼ばれる





下の名前でなかなか呼ばれないから少しどきっとしたのは内緒












「いるよ、ここに」











寝ぼけているジョングクの手をぎゅっと握れば弱々しく握り返してくる手









それからうっすら開く瞳とぱちっと目があった
















「あれ、なんでいんの」







冷たいいつもの言い方で言うくせに覇気がない









「内緒」




「うわ、意味わかんない」




「人を攻める元気あるなら汗すごいから着替えな？」












用意した服を差し出せばのそっと辛そうに起き上がるジョングク







そのあと全然着替える様子もなくぼーっと私を見て座ってるだけ













「そんな見ないで着替えなよ」




「なんかすごく体調悪いかも」




「それはそうでしょ
倒れたんだから」




「眼科も行った方がいい気がする
Aがすごく可愛く見える」

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