愛のない結婚２

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JK side









ジミニヒョンに言われ有名店のケーキを買って家に帰る







時間は午後4時とまだまだ彼女が寝るまでは時間がありそう







謝れってヒョンに言われたけど何を謝ればいいのかもわからない













「ただいま」






小さく声を掛ければ帰ってこない返事に少し苛立ちを覚える








っていうか、キッチン電気ついてないし







出掛けてるのかな








てか、この時間にいつも彼女がいる保証なんてないじゃん






ずっと家にいてくれてるって勘違いした自分がムカつく











真っ暗な中冷蔵庫にケーキを入れる













……









「わっ」








冷蔵庫の少量の光に照らされるのはキッチンで丸くなる彼女












「なになに？
何してるの？
バカなの？」













そういっても言い返してこない








電気を急いでつければ可愛い顔が崩れる程泣いていて












「なになに、え？なんで？」




「ばか」




「は？ばかはそっちじゃん」




「泥棒だと思った」




「ぷっ、ははは
ばかすぎ」











面白くて笑えば余計泣く彼女










「ほんと、にこわかった、、んだも、ん」










ばかみたいに泣きまくるから





泣き止まなくてうるさいから……













頭の中で言い訳をたくさんしてからそっと引き寄せる












大人しく抱きしめられる彼女を少し強い力で抱きしめて











「ほんときらい、」











そう言えば私もって抱きついてくる











ジミニヒョンの








“好きになりそうって思ってる時点でもう好きなんじゃない？”






言葉が頭から離れない

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