私は知らない(UNDERTALE)

観光 ページ8

｢ここはホラーの時間軸だ｣

ちょっと前にいた、フリスクやマスタードのいた雪の降る場所とあまり変わらない

というか、何が違うかわからないほどそっくりな場所に出る

後ろには紫色の門、前には森に挟まれた道だ

気のせいか、紫の門からは、なにか聞こえる気がした

、、、人がいるのかな？

｢おい、そっちには行かないほうがいい｣

私が伸ばした手をナイトメアが掴む

｢門を開けてたら厄介だった、最悪死んでたぞ、あんま勝手な行動すんな｣

、、、oh

これはやめたほうがいいな、、、

死ぬのは嫌です

｢まあ、安心しろって。死ぬのは相手の方だｗ｣

いや、そっちかよ！

なるほどー、門の先の誰かが私に攻撃して、反撃したナイトメアに土に戻されるって、、、

流石に私が原因で人が死ぬのはちょっと胸糞悪いので嫌です

｢行くぞ｣

ナイトメアについていく


｢、、、ナイトメア、なんでここにいるの？そのニンゲンは誰？｣

橋の手前に差し掛かる時、急に後ろから声が聞こえた

振り返ると、1つ目の喋る花がいる

ええぇ、、、

怖いんですけど、、、

あ、でもかわいいな

落ち着いてみるとナイトメアのほうが見た目怖いかもしれない笑

と、ナイトメアはスルーし花の質問に答える

｢観光だな、こいつは俺の彼女だｗ｣

ちらりとナイトメアがニヤつきながら私を見、そう発言する

は？

いや、それに仮に(あくまで仮にだよ！！)彼女との観光ここ？

｢また、かき回すつもり？｣

いや、ツッコめよ、花

｢いいや、今回は見に来ただけだ｣

｢、、、できるだけ早く出ていけ｣

そう吐き捨て、花は地面に消えた

、、、えー、あの花の中で私はナイトメアの彼女って記憶に登録されたのか、、、

なんか、控えめに言ってすごい嫌だ

｢まあまあ、俺の彼女になれて光栄だろ？ｗ｣

肩に手を回し、ゲスの笑み

ふっっっっざけんなと言いたい

何こいつ、ナンパするチャラ男っぽいぞ？？

こんな性格だったか？？

肩を抱かれて背筋が凍るような感覚

急に自分が女だと自覚する感覚だ、、、

｢お前は女だからなｗ｣

いや、それは別にいい

ナイトメアが男で、私が女で、肩を抱かれてるって言う状況が問題だ

私には異性に惹かれるような心情はないが、この状況がアウトだ

｢しかもしれっと腰に触手添えるのやめて｣

｢肩は離してやったからこんぐらいいいだろｗ｣

いや、良くない

余計

が、ナイトメアは離す気はないらしい

ニヤつくだけだ

私は諦めて、ナイトメアを隣に先に進んだ

サンズって誰？()→←過去降ろし

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す