私は知らない(UNDERTALE) (ページ17)

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オリジナルページ17

｢なんで来た？｣

｢こいつに、AUについて教えてやろうと思ってな。オリジナルがわからないことにはAUもわからないだろ？｣

｢、、、誘拐か？悪趣味なやつだな｣

｢いや、正式なメンバーだ。もともと誘拐もしてないしな、【合意のもと】での【同行】だよｗ｣

いや、誘拐です先生

どちらかというと平和に過ごしたいです()

｢こいつはそう思ってないみたいだが？｣

オリジナルが私に目を向ける

いやほんと、よくわかってくれましたありがとうございます、、、

みんな頭ちょっとおかしいんでわかってくれる人は珍しいんですよ、、、

｢、、、なあ、こいつキラキラした目で俺を見るんだが気のせいか、、、？｣

｢気のせいだろ。それより、どうするんだ？｣

気のせいです()

｢まあ、別にいてもいいが、、、俺以外の前に姿を見せるな。面倒だ｣

そうナイトメアに言い、私に向き直った

｢、、、俺は面倒でも黙って見てるだけはできないたちだ、困ったら逃げてきてもいいからな｣

ウインクをして背を向ける

そしてそのまま木の陰に消えた

｢、、、｣

ナイトメアは、かなり不機嫌だね、、、

てか、オリジナルってなんか残念に見えてしっかりしてるしかっこいいんだね

｢は？｣

、、、嫉妬か

なるほど、そりゃ不機嫌だよ

別に行かないって

｢そうか、、、｣

、、、相当なことがない限り

｢わかってる｣

悶々とした様子のナイトメアの横顔が急に幼く見える

こんぐらいで嫉妬するとか、小学生の友達の取り合いみたいだ

精神年齢もしかしたら私より低いかもしれない

いつもは大人の余裕がにじみ出てるのに、どうした？

｢、、、どうでもいいだろ。それより行くぞ、あんまモタモタしてるとアイツラが来るからな｣

｢はーい｣

再び飛ぶ

たどり着いたのは、輝く半透明の壁の前だった

｢これは？｣

｢障壁だ、これが地下の住民を地上に通さない原因だな｣

なるほどね、でも、地上に行かなくてもいいんじゃない？

正直、ここだけでもすごく平和な感じがするんだけど

｢住人は皆、地上に行きたがってる｣

そうなんだ

、、、でも、それとあのニンゲンの関係がいまいちまだわからない

｢ニンゲンのソウル７つでこの壁を壊せるんだが、ここの王のアズゴアってやつが６人のニンゲンを殺害、ソウルの回収済みで、あのニンゲンで７つ目だな｣

あらら、それは全力で命を狙われますね

｢つまり、あのニンゲンは命を狙われつつ決意のセーブ・ロードの力で地下から脱出する物語だ｣