アングラって知ってる？(UNDERTALE)

ゴスロリとたこ焼き ページ8

現在、脅されながら歩いています！

首にはさっきと打って変わって、鋭く尖った触手が突き立てられて、横からは凄まじい笑顔で無言の圧をかけてくるナイトメアがいます！

まるで｢逃げたら殺すぞ、、、｣と言われてるようだ！

多分実際そうなんだろうなー、、、

あまりに笑顔が凄まじいのと、まとってる空気があまりに異様なので、すれ違う人は私達に気がつくなり黙り込み、あまり目を合わせないようにすれ違っていく

もちろん水が石を避けるような形で私達を避けて通るのも忘れない

結構複雑な気分だ、、、

注目されるのはあまり好きじゃないのに、これじゃ公開処刑だ、、、

運良く人が少なくてよかった、、、

これで人がたくさんいたら、死んでたかもしれない、精神的に

そのまま色々なところを回る

薬局で頭痛薬(昔からひどい頭痛もちだ)や歯磨き、好きな柔軟剤を聞かれたときは、ナイトメアにそういう思いやりらしき感情があることに驚きを通り越して恐ろしくなった

こいつ、、、女殺しか？

｢褒めてんのか？｣

｢間違っても誘拐犯にはそんなことしたくない｣

そのまま服を買いに行く

モンスターも存在する世界ならではで、尻尾用にズボンの穴が空いていたり(店員に言えば、穴のサイズの調節もできるらしい、便利な世界だ！)、帽子に耳用の穴が空いてたりと、いろんな配慮がしてある

私は特に服にこだわりはないので、適当な洋服をナイトメアに見繕ってもらった

すると、まさかのゴスロリだった

ちょっとまって、、、

｢多分似合わないから返してきてほしいな！｣

と引きつった笑みでいうものの、ナイトメアは嗤って

｢俺に任せるとか言うからもう買ってきた｣

とのたまう

任せなければよかった、、、

ぜっっったいふざけて買ってきた、、、、

｢似合うと思うが｣

ナイトメアはニタニタ笑う

｢無理、しばらく心の準備させて。というより一生着ないと思う｣

日常でこれを着るのは無理だ

私は下着と数枚のワイシャツ、上に重ねるパステルグリーンのセーターを買った

｢無難だな｣

｢ゴスロリよりマシだと思うよ｣

そして帰りになんか食べ物買ってけと言われたので、大好きなたこ焼きを買おうとしてなぜか怒られた

みんな分買っていくんだから、たこ焼きはやめろと

どうやら説教をよく聞く限り、タコがつくものを買っていくと揶揄られるらしい

そう言われればタコに見えるなんなんて思わず笑ってしまい、心を読んだナイトメアにその後2時間も説教された

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