アングラって知ってる？(UNDERTALE)

ナイトメアの不思議物体、どろどろ ページ18

｢そうだな、、、。例えば、ソファーに座ってもドロドロが染み付かないのは、これも体の一部で、立ち上がるときに体のほうに引き寄せるからだ。これをしないと、、、｣

そう言って立ち上がって見せる

｢こうやって、ソファーがどろどろになる｣

ほんとだ、、、

染み込んで、落とすのも大変そう、、、

ただ、ボーっとしてるときとか、そのままになったりしないのかな、、、

｢そのままは意図的にだ、ほぼ無意識でやってるからボッーっとしてるからって残ったりしない｣

なるほど、、、

｢溶かすものを選べるかについては、実際に体験したらどうだ｣

そういって、ナイトメアは一本のナイフをどこからか取り出す

とても鋭そうだ、、、

それをこちらに投げてよこした

私はびっくりして、大袈裟に避けると、小さい悲鳴を漏らす

｢危ないからやめてほしいです！｣

わざと、手前に落ちるようにはしていたようだけど、切先がこちらに確実に向いていた

どうやら慌てた私をからかってるらしい

ニヤニヤしてやがるあのタコ、、、

｢あ？｣

｢ｱｯｽﾐﾏｾﾝ...｣

、、、イラッとしたので言ってみるがタコはたとえ心のなかでも禁句らしい、、、

私はとりあえずナイフを拾う

すると何を思ったのかナイトメアは手を広げ、さも抱きついてこいみたいなポーズを取る

何やってるのこの骨と、私はジト目をする

｢はぁ、違う。そのナイフで刺してみろ｣

よかった、懐に飛び込んでこいてきな怖いこと言い出さないで、、、

｢言うわけ無いだろ、、、｣

ナイトメアは呆れた顔をする

まあ、それはいいとして、刺す？これを？ナイトメアに？

、、、死にたいの？流石に私も一般ピープルなんで殺人に抵抗ぐらいありますよ？

｢いいから刺せって｣

ナイトメアはニヤッとすると、触手で私の手首を掴んで、ナイフをナイトメアの体にねじ込んだ

わーーーーー！！

なにやらせてんの！！

と、あわててナイフを引き抜くと、なんと、鉄製の刀身が溶けて跡形もなく消えていた

え？なにこれ、腐食？

鉄溶かすとか硫酸レベルだよ？

｢そういうことだ、触ってみろ｣

ナイトメアはソファーに座り直すと触手を一本目の前に差し出す

いや、とけたくないんですけど？

硫酸ってかけたら痛いんだよ、溶けるから

なかなか流せないし

でもまあ、触らせるってことは大丈夫、なんだよね？

恐る恐る触ってみる

結果は、ひんやりして面白かった

なんだろう、スライムが一番近いかもしれない

夏場とか最高かも

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