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そして結局着いたのは植物園。
ここは暖かくて気持ちがいい。
そのままボッーと蝶々が飛んでいくのを見てたり視界の隅に映る赤い花を見てたりと平和な時間を過ごした。
『＿＿＿＿……』
声はやっぱり出ない……。面倒臭いなぁ。
＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
どれくらい時間が経ったのだろうか。
ふと視界の隅の草がガザガサと揺れた。
ここに来るのは……ラギー、レオナかな？
ﾗｷﾞ「ん？なんでここからAの匂いが……」
ﾚｵ「は？…………A！？」
珍しく取り乱しているレオナに苦笑いで返す。
ﾗｷﾞ「A？本当にA？？……俺、もう起きないかと……めちゃくちゃ心配したんスよぉ…」
そういいながらしゃがみ込んだラギーの頭を自分の上半身だけ起こして撫でる。
ﾚｵ「……って事は今頃アイツら慌ててるんだろうな。」
ﾗｷﾞ「あ！……マジかめにあげとけばいいか。」
はい、こっち向いてーなんて言いながらスマホを向けるラギーに微笑む。
ﾗｷﾞ「#Aはここだよ #俺たちが1番最初にあった #上目遣いが神すぎる #この微笑み10億マドル……っと、えっーと投稿！」
ラギーが投稿したのと同時に物凄い通知がきて驚いているラギーを他所にレオナが眉を寄せて近づいてきた。
ﾚｵ「……何処か悪い所は？」
そういったレオナに頭を指さす。
ﾚｵ「頭痛か……」
そしてその後に自分の喉を指す。
ﾚｵ「…………は？声でねぇのか？」
レオナの言葉にコクコクと頷く。
すると虫を踏み潰したような顔をして、「なんでそんな平気な顔してられるんだ…」と悲しそうに呟いた。
ﾗｷﾞ「2人ともどうしたんスか？」
携帯に気を取られていてこっちの事に気づかなかったラギーに喉をトントンと指さした。
ﾗｷﾞ「喉？喉がどうかし…………まさか」
ﾚｵ「そのまさかだ。」
ﾗｷﾞ「なんで……なんでそこまでして人を助けようなんておもうスか？馬鹿じゃ……」
ラギーの言葉に愛想笑いを返した。
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オーララ - この作品凄く面白いです！ 大好きです‼︎ (2021年11月14日 19時) (
レス) @page42 id: 7c6b1438f9 (このIDを非表示/違反報告)
雲の巣 - え、待って、え？､、可愛過ぎないか？好き過ぎる、、、 (2021年5月1日 21時) (レス) id: 4e0d7a65ba (このIDを非表示/違反報告)
姓墨ねこ＠受験勉強：低浮上(プロフ) - 棲み分けの為にも、腐っているようであればフラグは立てた方が良いと思います。耐性の無い人を巻き込んでしまう恐れがあるので......。 (2020年10月24日 23時) (レス) id: f5e0dfc922 (このIDを非表示/違反報告)
終わりの芝生(プロフ) - りりるさん» ご指摘ありがとうございます！自分でにわかかよーなんて言いながら直しました…ありがとうございます！！！ (2020年9月2日 23時) (レス) id: a205bec433 (このIDを非表示/違反報告)
終わりの芝生(プロフ) - 脅威のセラフさん» ありがとうございまぁす！！ (2020年9月2日 23時) (レス) id: a205bec433 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：終わりの芝生 | 作成日時：2020年6月21日 0時
