【ツイステ】どうせ君も僕を裏切るのなら

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行く宛てもなくふらふらとしていたらいつの間にかメインストリートに行ってた。




いつ見てもこの銅像達は格好いいと思う。



ふとハートの女王の銅像が少し焦げているのが目に入った。

ハートの女王の銅像が焦げるってどうしたんだと思いながらユニーク魔法を使う。



『……信じるものは救われる(ボリーブス・ア・セーブド)』




ユニーク魔法を使ったから取り敢えず銅像はもとの姿に戻ったが戻ったと同時に凄まじい頭痛に襲われた。


僕のユニーク魔法信じるものは救われる(ボリーブス・ア・セーブド)は僕の体力、健康状態を源に発動する魔法。つまり僕が電池なのだ。


今回は頭痛でまだいい方だがたまに気を失ったり、手足が動かなくなったりと、厄介なことになる時がある。


でも寝てればなおるから……まぁ大丈夫。最悪１ヶ月以上寝ることもあるけど



それと僕の魔法は信じることが大切だ。「それがここにあると信じる」「それになると信じる」そう頭の中でイメージする事で発動する魔法だ。


そう、信じないといけないのだ。


誰に説明する訳でもなく、自分のユニーク魔法を皮肉に思いながら銅像の裏の木陰にもたれかかる。



ここなら人目に付かずに眠れるだろう。




そう思いながら痛む頭を無視して眠りについた。

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