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朝、いつも通り起きて着替えそしてラギーと学校に行く。
ラギ「そういえば今日、ハーツラビュルの所で1年と寮長のリドルくんが対決するらしいっスよ〜」
『……へー』
最近の登校でラギーは、僕が相槌を言葉で打つととても嬉しそうにしてくれる。
だから極力相槌は打っている。
相変わらず周りの視線がうるさいけど。
ラギ「けど、相手はあのリドルくん。魔法封じの首輪をかけられて1年は1発で負けっスね。」
『……魔法封じ?』
ラギ「あれ?Aは知らないんスか?リドルくんのユニーク魔法、
『……確かに1年に勝ち目は無さそうだな。』
そうっスねー!とニコニコしてるラギーを横目に学校内の廊下を2人で歩く。
「どーーん!……グッピーちゃんおはよぉー」
『っい…………た…いんだけど。』
自分たちの教室についてドアを開けた途端巨大な何かが襲いかかってきた。
何か、否……巨人2号は僕達と同じクラスだっけか?
そんな事を思っていたら
ラギ「……離れてください。」
フロ「……あ?」
ラギ「Aから離れてください。」
なんか険悪な雰囲気になった。
巨人2号に抱きつかれていて2人の事が見えないけど2人の張り詰めた空気がよくわかる。
そしてラギーの低く威嚇したような声。
多分物凄い形相でお互い睨み合ってるんだろうな。
『………巨人2号くん、離して。』
フロ「は?巨人2号くんって俺の事?俺、フロイド・リーチって言ったよね?てかなんで離れなきゃいけねぇの?」
『邪魔だから』
フロ「…なんでそういう事言うの」
僕を抱きしめていたフロイドはいきなりバッ!と僕を離し、僕の肩に手を置いたまましゅん…と悲しそうな顔をしていた。
『…………』
ラギ「……A。そいつほっといて座りましょ?」
いつものように太陽のような向日葵のような笑顔ではなく冷たくて暗い貼り付けたような笑顔でラギーは言った。
『……巨人2号。後でお前の部屋で遊んでやるよ。』
フロ「え!?まじで!!」
ラギ「っは!?何いってんスか!!??」
『……何って…だめ?』
ラギ「え、…それは…………」
フロ「コバンザメちゃんの許可とかどうでもいいからぁ…待ってるねグッピーちゃん♡」
そう言ってフロイドはさっきとはうって変わり上機嫌で教室を出ていった。
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かふぇもか!(プロフ) - え、神ですか?更新頑張って下さい! (9月28日 7時) (レス) id: 67da7e264d (このIDを非表示/違反報告)
アロン(プロフ) - えっすごい好きです!!!!!更新停止なのすごく悲しいです、再開してくれたら嬉しいです! (2022年1月22日 20時) (レス) id: 568bb71bb9 (このIDを非表示/違反報告)
うぇーい←おい - ふーん...泣いた←更新待ってます!がんばってえええええ← (2021年4月14日 0時) (レス) id: 9a18975db5 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり(プロフ) - 更新停止中に泣いた…待ってます!!続き待ってます!! (2021年3月25日 9時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
すこ - とっても面白いです!更新待ってます!作者さんにこの想いを届けよう! (2021年2月13日 14時) (レス) id: 58a1d0c06a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:終わりの芝生 | 作成日時:2020年6月8日 18時