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基本僕は購買なんか行かない。


騒がしいし、前に僕が来た時ものすごく煩くなった。

それ以来行ってない。

オマケにこれを食べてください、これ美味しいですよ。こっち座りませんか、と沢山知らない人に言われたし。


鬱陶しくて全部無視したのだが。

昼は食べなくても何とかなる。けど、偶に食べたくなるのだ。


ため息をつきながら大食堂に入る。

すると騒がしかった食堂はしん……と静まり返った。



なんだ、今日は騒がしくなくていい。


と、思った矢先…

モブ1「ひょ、氷華の王子!?」

モブ2「ほ、本物…俺…なんか生きてて良かったって思えるわ………」

モブ3「こ、こ、ここ!!空いてますよ!」

モブ4「こっち!こっちに美味しいものありますよ!!」



…………。


全部を無視する。


「この騒ぎの原因は君か」


ふと、目の前に赤髪の人が現れた。

……なんだっけ…どっかで見た気が……まぁいいや。



無視して赤髪の人の横を通ろうとした。


「君!人が話しかけてるんだ!反応の1つや2つぐらいしたらどうなんだ!」


話しかけてたのか……というか、この騒ぎの原因は君かって言われてなんて返せば言い訳?

はいーそうなんですよぉーこまったものですよね?とか?

なんて言えば言い訳?





はぁー……めんど





首元にかけておいたヘッドホンを耳にかけ直した。

そして、音楽を流した。




「っ〜!〜〜!!!」



周りの音が一気にかき消される。


「っ〜!!!!」


やっぱり今日は食べるのやめて昼寝でもしようかな…



と、思って来た道を引き返そうとした、その時。


さっきのウザイ程に騒がしい音が耳を通った。

代わりにヘッドホンから流れる音楽が遠くなった。


「君!!!無視をするな!!」


ソイツの手に持ってるのは僕がさっきまで耳にかけていたヘッドホン。

そこからはかなりの音量で聞いていたのか音が盛大に出ている。



急いで取り上げようと手を伸ばすと、かわされた。


「話をきちんと聞くんだ!人間のちゃんとしたルールも分からないのか!?首をはねてしまうよ!」


……


「うんとか、すんとかいったらどうなんだ!」




モブx「な、なぁあれ……」

モブj「りょ、寮長と…氷華の王子……なんかヤバい空気だよな…しかも寮長めっちゃ怒ってるし……」

モブx「まさか、氷華の王子に首輪をつける気じゃ!?」

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かふぇもか!(プロフ) - え、神ですか?更新頑張って下さい! (9月28日 7時) (レス) id: 67da7e264d (このIDを非表示/違反報告)
アロン(プロフ) - えっすごい好きです!!!!!更新停止なのすごく悲しいです、再開してくれたら嬉しいです! (2022年1月22日 20時) (レス) id: 568bb71bb9 (このIDを非表示/違反報告)
うぇーい←おい - ふーん...泣いた←更新待ってます!がんばってえええええ← (2021年4月14日 0時) (レス) id: 9a18975db5 (このIDを非表示/違反報告)
はまぐり(プロフ) - 更新停止中に泣いた…待ってます!!続き待ってます!! (2021年3月25日 9時) (レス) id: fe50b1b3b6 (このIDを非表示/違反報告)
すこ - とっても面白いです!更新待ってます!作者さんにこの想いを届けよう! (2021年2月13日 14時) (レス) id: 58a1d0c06a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:終わりの芝生 | 作成日時:2020年6月8日 18時

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