私の所においでなまし【MHA】 (ページ2)

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緑谷 side

「そういや…緑谷もヒーロー志望だったな」

『うっ…』

…

「「「あはははっ！！はぁ？」」」

「緑谷？無理っしょ！！」
「勉強出来るだけじゃヒーロー料入れねえんだぞ！！」

『そ…そんな規定はもう無いよ！前例が無いだけで…どわっ！？うっ…』

「こらデクゥ！！」
『あっ…』

「没個性どころか無個性のテメェが…

何で俺と同じ土俵に立てるんだ？！」
『まっ…違うｯ…待って、かっちゃん！別に…
張り合おうとか！そんなの全然…
本当だよ！？
ただ…小さい頃からの目標なんだ…
それに…その…やってみないと分かんないし…』

「何がやってみないとだ！！記念受験か！！
テメェが何をやれるんだ？無個性のくせによぉ！」

…

_____

「ｷｬｯｰｰｰ！！」
「強盗だ！誰かー！！」

ﾍ「捕まえられるもんなら捕まえてみな！」

「あれ？ヒーローいないじゃん…」
「いつもならすぐ誰か来るのにな」

「今朝の混乱に乗じたんだろ」
？「ん？」

「個性持て余してる奴なんていくらでも居るし」
「きりねぇなぁ…」

？「切りはある」
「なっ…あぁ…」

？「何故って？…

私が来た！！」

___

『今朝の事件…ニュースサイトのトップだ

早く帰ってノートにまとめなきゃ
あっ…』

「話はまだ済んでねぇぞ
デク」
「勝己何それ？」

『あっ…』
「ああ？…“将来の為のヒーロー分析”？
マジか！！」
「くっ〜…緑谷…」

『いいだろ！？返してよ！』
「ｳﾝｯ…」
『あああっ！？
ひどい…

ええぇええｯ！？』

「ﾌﾝｯ…一戦級のトップヒーローは大抵
学生時から逸話を残してる
俺はこの平凡な市立中学から初めて…

唯一の”雄英進学者“っつう箔を付けてぇのさ
まぁ…完璧主義なわけよ」
「みみっち…」

『う…』
「…つうわけで一応さ
雄英受けるなナード君」

『はっあぁ…うっ』

___
「いやいや…流石に何か言い返せよ…」

「言ってやんなよ…可哀想に…

まだ彼は現実が見えてないのです。」

「あ、そんなにヒーローに就きてぇんなら
効率いい方法はあるぜ

来世は個性が宿ると信じて

屋上からのワンチャンダイブ！！」

『く…うっ…』
「何よ」
『くっ…ううっ…』

____

馬鹿野郎…
本当に僕が飛んだら自〇教唆だぞ

考えて物言え…！

『あっ…』

餌じゃ無いよ…バカ…僕のノートだ…ばか

『ｸｯ…』

バカ野郎…！

____

「お母さん！

お母さんパソコン！」

「また〜？」

「うぅ…早く！」

「もう…出久だけで再生数一万は増やしてるわね」