46＿邪魔をしないで ページ47
テレビ局内に設置された処置室に光を運びこみ、マネージャーと二人で目が覚めるのを待っているときだった。
「ねぇ、」
無駄に重々しい空気に耐えきれなくなり口を開く。
「この写真、誰がとったの？」
俺が今一番聞きたいことだった。
あんな場所じゃどう考えたって記者じゃ撮れる場所じゃない。
「確か雑誌のふちに書いてあったはず、」
いつのにもまして慌ただしいマネージャーが時おり床に物を落としながら雑誌を引っ張り出した。
某有名ゴシップ雑誌だ。
しかもまだ発売されてないやつ。
所々に付箋がはってあってきっと事務所関係のことだ。
その中でも色が違う一番前の付箋。
マネージャーの無駄に長い指が貼られたページをなぞり、ふわりと開けていく。
そこには、さっきの俺らの記事がかかれてあった。
「誰って書いてある？」
雑誌に格闘するマネージャーを見てられなくて手元からとって自分のところに持っていく。
ふちって言ってたよね…
右端のページ数の横に小さくかかれていた。
「あった、」
いざとなればジャニーさんに潰してもらおうかと思ったけど、そんな願いはいとも簡単に消えることになる。
「何これ、なに匿名って、」
そこにかかれていたのは"匿名"の二文字だった。
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わきやま(プロフ) - まなかさん» ありがとうございます！とても励みになります！かなり気ままな更新ですが最後まで読んでくださると嬉しいです (2018年3月17日 14時) (
レス) id: dd9838bc03 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - すごくおもしろいです！更新楽しみにしてます！がんばってください！ (2018年3月17日 12時) (レス) id: a5720fc72a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わきやま | 作成日時：2018年1月27日 13時
