36＿よりそって ページ37
気を失ったように眠る光
＿へんな緊張感と言うか、大きな疲れが今溢れ出したんだろう。
を、抱えて、そっとベッドに寝かせる。
頬には涙で濡れたあと。
俺とは違う健全な色をした肌につく無数の独占欲。
俺は守ってあげられなかった。
こんなに近くにいるのに、守ってあげられなかった。
今更の後悔が波のように押し寄せてくる。
＿明日はグループでの仕事だ。
ふと、頭の中をよぎった。
明日、光は薮と会うことになる。
こればっかりはどうすることもできない事実。
いちアイドルである俺が仕事の変更なんて調子のってんのかと嫌味な目で見られるだけだし。
＿光は優しいから、きっと今まで通り薮とは普通に接するだろう。
うん、そうだ。
光はバカだけど演技力はあるからメンバーには絶対にばれないようにするはずだ。
＿俺が復讐すれば。
でもどうやって。
次から次へと疑問と不安がでてくる。
頭を抱えて落ち込むといつの間にか寝てしまっていたらしい。
のんびりしているように見えててきぱきする俺。
策は明日考えよう。
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わきやま(プロフ) - まなかさん» ありがとうございます！とても励みになります！かなり気ままな更新ですが最後まで読んでくださると嬉しいです (2018年3月17日 14時) (
レス) id: dd9838bc03 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - すごくおもしろいです！更新楽しみにしてます！がんばってください！ (2018年3月17日 12時) (レス) id: a5720fc72a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わきやま | 作成日時：2018年1月27日 13時
