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26＿ ページ27
「え…？」
なんで、なんで、薮がしってんの？
だって俺、いのちゃんとのことは絶対にばれないのに、
ばれないはずなのに…。
薮のひかりの点る瞳が俺を捉えて離さない。
「だから、俺、光のことなら何でも知ってるっていったじゃん。」
「は、？」
薮、なにいってんの？
俺、こんな薮知らない。
こんな、目が笑ってない薮なんて知らない。
なぜだか、足ががくがく震えて早く逃げろと悲鳴をあげている。
「ごめ、俺用事思い出したからっ、」
ばればれの嘘。
震える足と声。
すぐにでも逃げたくて鞄を抱きかかえて、扉に手をかけ開けようとした。
「行かせないよ？」
すぐに腕がぎゅっと握られて力の強さに全身に鋭いほどの痛み。
すぐ後ろから聞こえてくる声に耳を塞いで嘘だといってほしい。
怖くて後ろを向けない。
しかし、聞こえてくる声は確実に冷徹な笑みを浮かべた薮のものだった。
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わきやま(プロフ) - まなかさん» ありがとうございます！とても励みになります！かなり気ままな更新ですが最後まで読んでくださると嬉しいです (2018年3月17日 14時) (
レス) id: dd9838bc03 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - すごくおもしろいです！更新楽しみにしてます！がんばってください！ (2018年3月17日 12時) (レス) id: a5720fc72a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わきやま | 作成日時：2018年1月27日 13時
