18＿狂うよ。 ページ19
一応プロとしてアイドルやってんだから雑誌撮影はいつも通りこなしたはず。
＿スタッフさんに表情固いって注意されたけど。
正直、仕事内容なんて頭の中に入ってこなくて、俺の脳内は「薮」で埋まっていた。
あれからいのちゃんに会わせる顔がなくて、会話をしていない。
きっと俺が薮にコクられた何ていったらいのちゃんはかんかんに怒るだろうから。
でもいのちゃんには伝えるべきだよね。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
いのちゃんも俺も今日の仕事は雑誌撮影だけって言うのはスケジュールで確認済み。
「話ある。」とだけメッセージを送れば「分かった。」なんてこれまた短い文章が。
先に撮影を終わらせてビューンと車を飛ばし、家に帰っているといのちゃんも15分ほど遅れて帰ってきた。
「ごめーん、ちょっと遅れたぁ」
テレビで見るようなテキトーキャラのいのちゃんをダイニングテーブルのむかいがわに座らせる。
「あのはなしがあって、」
ただいまの挨拶もそうそうに話を切り込むと鞄とペットボトルの水をかたんと机に置いていのちゃんは目を伏せて言った。
「薮のこと?」
「え?」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 128人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わきやま(プロフ) - まなかさん» ありがとうございます！とても励みになります！かなり気ままな更新ですが最後まで読んでくださると嬉しいです (2018年3月17日 14時) (
レス) id: dd9838bc03 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - すごくおもしろいです！更新楽しみにしてます！がんばってください！ (2018年3月17日 12時) (レス) id: a5720fc72a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わきやま | 作成日時：2018年1月27日 13時
