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『ごめんごめん、はいあげる』
「え、」
はは、わかりやす。笑
「(手作り??)」
私達しかいないのに小声で話してくる
『(そうやで??)』
同じように返せば急に下を向きだした
『なになに？笑』
覗き込めば顔を真っ赤にしてこちらに目を向ける
「わーもう嫌、」
気づけば望の腕の中にいた
「絶対今顔赤い無理、」
『赤いよ？笑』
こんなんされたら自分だって真っ赤になってるのなんてわかってる
見られるのが嫌で望の肩に顔を埋めた
「こっち向いて？」
『無理、』
「なんで。笑」
『無理ー！』
望にｷﾞｭｯとしがみつけば、笑いながらも同じ強さで抱きしめ返してくれた
「Aこっちみて？」
諦めて顔を見合わせれば
「ありがとう!!」
目を細めた全力の笑顔でそう言われた
やっぱり私は望が大好きだ
fin
終わり
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作者名：ゅー
| 作成日時：2017年2月14日 21時
