第二十話 決着の時間 ページ24
渚side
強い…！暗殺者の三人をたった一分で脱落させるなんて…。
皆、息を飲んでいる
今回も僕たちは、認識を間違ってたらしい。
彼女の表情、振る舞い方に惑わされ
彼女の力を見くびっていた。
傍から見れば天然な彼女は
戦況を掴みたった一人でこのゲームを支配していた。
僕らの思考をかいくぐり
あたかも素であるように見せかけ、人数が減るのを待っていた。
カルマ君も千葉君も速水さんも
彼女ならもっと素早く殺れたはずなのに、
本来の力を見られないよう、温存していた
A「どうやら、悠ちゃんとの一騎打ちみたいだねー」
磯貝「…。強すぎだろ、A」
A「何？自分の力に臆したの？」
磯貝「いーや、降参なんてしないよ」
A「度胸は良いね。射撃術も上手な方だねー。烏間先生に聞いたところ、ナイフ術も上手ときた。しかもルックスも抜群!こりゃモテるね(笑)」
磯貝「(普通に喋ってる。けど、隙が全く無い)」
A「…ｸｽｯ｡そんなイケメン君に一つ
…優秀な狙撃手はね、どんなことがあっても隙なんて作らない。探しても無駄。つまり君に私は殺せない。だったら自分の身の危険を察して逃げるのが
そうは言っても、もう逃げ場なんて無い
だから磯貝くんは撃つしかなかった
当たらないと分かっていても
磯貝「…くっ…」
A「甘いよ、狙いすぎ。狙ってないかのように振る舞わなきゃ!」
千葉君同様、真正面で勝負を仕掛けるA。
A「…End.」
バシャッ
磯貝「…っ…はぁ…」
A「ぁ…今の…」
だけど、今度はこれで終わりじゃなかった
A「…へぇ…まさか、実際狙ってたのが私が撃つ瞬間だったなんて。無差別に撃っておきながら、狙いは一つだったってことだね」
磯貝君はAが撃った弾道を狙っていた
撃ったあとに小細工は出来ないから
同じ弾道に磯貝君も撃ってお互いが放った水が当たれば
跳ね返るという算段だったらしい
おかげでお互い同時に水がかかった
A「助言をしたのは…殺せんせー？」
殺せんせー『ヌルフフフ。当たりですAさん。貴方のことを少しばかり調べてみましたが返ってくるものを避けるのはどうやら苦手のようですねぇ』
A「まあ、ね…」
先生からの指摘を受けたAは
笑顔が消え、今にも泣き出しそうになっていた
*
こういう展開にするつもりなかったんですけど…
あれー？←
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夢叶(プロフ) - ピクルスさん» 読んで下さってありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです！これからも読んで下さったら嬉しいです。 (2015年9月22日 15時) (
レス) id: 88a9c694f7 (このIDを非表示/違反報告)
ピクルス - 約6頭身いいな((面白かったです！^^/ (2015年9月22日 9時) (レス) id: dd735e904f (このIDを非表示/違反報告)
夢叶(プロフ) - 桜華さん» 返信遅くなりました(´Д｀;)コメントありがとうございます。顔文字はあんまり使わないほうが良いかなぁって思うんですけど…。面白くできるよう頑張ります(｀・ω・´)ｂ (2015年7月3日 15時) (レス) id: 88a9c694f7 (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - 夢叶さん» 夢主ちゃんが使ういろんな顔文字かわいいですね！どんな修学旅行になるのかとっても楽しみです！ (2015年6月30日 23時) (レス) id: 33e16b70f5 (このIDを非表示/違反報告)
夢叶(プロフ) - 芽さん» お久しぶりです。やっぱり物語上、行っちゃいますねw。その前にまた別のイベントがありますが…。いつもコメントありがとうございます!頑張ります! (2015年6月28日 22時) (レス) id: 88a9c694f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢叶 | 作成日時：2014年12月6日 17時
