検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:28,070 hit

もう1人の訪問者 ページ15

山田side

山「あのー、どちらさま・・・?」

薮「大ちゃんは便利屋をやっていて、俺らの捜査協力をお願いしてるんだ。」


イチャイチャしている2人に代わって、薮警視が大ちゃんという方を紹介してくれた。
伊野尾警部補の態度が俺のときと全然違うんですけど〜


大「君が新しく入った人〜?よろしくね〜。
  みんな大ちゃんって呼ぶから、君もそう呼んでくれていいよ〜。はい、これ。」

お仕事の依頼も待ってますと大ちゃんが俺に差し出してきた名刺を受け取ろうとしたとき、
横から伸びてきた手によって、その名刺は奪われてしまった。

伊「大ちゃん、名刺なんて渡さなくていいから」

大「そうなの・・・?」


大ちゃんは困った顔で、俺と伊野尾警部補を交互に見ている。

なんだよ・・・そんなに俺のことが嫌いかよ・・・
今日だって、あんたの指示通り動いて仕事してんだろ?
俺の何がそんなに気に食わねぇんだよ・・・

イライラしながら、伊野尾警部補を睨みつけていると、薮警視が俺の肩にポンっと手を置いた。
そしてこの空気を断ち切るように、伊野尾警部補に問いかけた。


薮「それで伊野尾、大ちゃんになに頼んでたんだ?」

伊「・・・・・・」

大「事件があった時間に不審人物もしくは日下英一郎を見た人がいないか目撃者捜しと、ここ数日の日下英一郎の行動についての調査!」


大ちゃんが慌てたように答え、その調査報告を話しはじめようとしたとき、
もう1人の訪問者がやって来た。


光「いのちゃん、来たよ〜・・・あれ?」

伊「ひかる・・・」

薮「お〜、もうそんな時間か〜」

大「ヒカ、ひさしぶり!」





薮警視から光さんのことも紹介してもらった俺。
今は、光さんが夕ごはんを作っている間に、大ちゃんの調査報告を聞くことになった。
一般人に捜査内容を聞かれることを心配したが、薮警視曰く、光さんは「特別」なんだそう。
まぁ、一般人の大ちゃんに捜査協力依頼してる時点でアウトか・・・

大ちゃんの報告→←可愛い協力者



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (72 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
235人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:五番地の引きこもり | 作成日時:2020年3月5日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。