もう１つの黒幕？

第22話　忘れ物 ページ22

．．．

　 「ということなんだけど――」



　昨日会った事を博士と沖矢さんに話していると、



　 〈 ピンポーン



　とインターホンが鳴った．．．



　「誰でしょうか？」と言いながら、沖矢さんはインターホンを見に行った



　誰だこんな朝早くにと思ってい、ついて行った



　インターネットの画面を見てみると、そこには紫咲さんが映っていた



　内容を聞いてみと、紫咲さんは俺に用事があるらしい



　「取りあえず、出てくるよ」と2人にそう告げ彼女の元へ向かった



　 〈 ガチャ



　 「あっ、江戸川君おはようございます。」



　 「おはようございます。ところで紫咲さん、僕に何か用？」



　と聞くと紫咲さんは鞄から小さな袋を取り出した



　「はい、これ忘れ物」と小さな袋を渡された、何だこれ



　「うん、ありがとう」と俺はそう告げ袋の中を見てみると、



　昨日、潰されたであろう俺が望月さんに付けた盗聴器だった



　「え．．．これって．．．」と動揺していると



　 「昨日言ったでしょう

　 【相手が悪かった】って」



　と笑う彼女は、まるで別人の様だった．．．



　「それでは、失礼」と言い彼女はこの場を去った



　 「コナン君、大丈夫でしたか？」



　 「ん？何を持っておるんじゃ？」



　と言われ、俺は2人に潰された盗聴器を見せた―――



・

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