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くっついたと思った唇は一瞬で離れた。
「…くそ、」
と呟いた壱馬くんに何か粗相をしてしまったのか不安になった。…くそ？ってへたくそ？って意味？なんて思ってたら壱馬くんの視線は私じゃなくて私の向こう側にあった。
「こそこそ見てくんなや。」
そう言うと少し開いていた屋上の扉がギィと音を立てた。
陸「いやー、ごめんごめん！邪魔するつもりは全くなかった！」
北人「ちょっとした出来心でさ！ごめんね！」
「邪魔するつもりしかないやん。」
北人「そんな怒んなって。A、不安な顔してるよ。」
陸「彼女にそんな顔させるとか、壱馬さいて〜。」
くそ、ってへたくそじゃなくて陸さん達に言ったんだ。
良かった、私に言われたわけじゃなくて。
『……壱馬くん、』
「ん？、なに？」
『あのね、さっきのファーストキスだった。』
「え、まじで言いよん？」
『慎くんが好きな人とするのがファーストキスだよって教えてくれたから壱馬くんがファーストキス。』
「………素直に喜べんのやけど。誰？俺以外にしたやつ。」
『いない。思い出さなくていいって慎くん言ってた。』
そう言うと誰か分かったのか、陸さんと北人が目の前にいるのにもう一度キスをしてくれた。乙女みたいにきゃーきゃー言ってる2人をガン無視する壱馬くん。
「お前のファーストキスは俺やから。」
『……ぅん、』
「これから先も俺以外としたらあかんで？」
あまーい！なんて陸さんが叫ぶから、ずっと無視してたのに
とうとう壱馬くんが うっさい！ってキレた。
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makana(プロフ) - eitherlavさん» いつになるかわからないですけど小話程度でも書けたらな…と思います🙆♀️◎ (2022年11月19日 7時) (
レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
makana(プロフ) - なぎささん» 素敵な作品…🥺❤️とっても嬉しいです！こちらこと最後までお付き合いくださりありがとうございました🙏 (2022年11月19日 7時) (レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
makana(プロフ) - tantanさん» 最後までお付き合いくださりありがとうございました🫶 (2022年11月19日 7時) (レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
eitherlav(プロフ) - 毎日楽しみにしてました✨もっと続きみたいです (2022年11月19日 4時) (レス) id: 52c4f27139 (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ(プロフ) - この作品好きで読ませていただいてました素敵な作品をありがとうございました🥰 (2022年11月19日 0時) (レス) @page48 id: 090abd2e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：makana | 作成日時：2022年11月11日 2時
