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壱馬くんと倉庫に出ると、ゲームをしてる昂秀と目があった。
昂秀に駆け寄ろうとすると肩に回されている壱馬くんの手の力がぐっと強くなる。
え、と思って壱馬くんを見上げた。
「さっき言ったばっかやろ。」
『……ちょっとだけ、ありがとうだけ言うのだめ?』
「……10秒で戻ってこい。」
みじかっ!って思ったけどつっこんでる時間は無さそうだから急いで昂秀のところに行く。
昂秀「仲直りできたみたいだな。」
『うん、ありがとね 昂秀。あのあとちゃんと寝られたよ、でねっ、』
まだ言いたいことはあったのに壱馬くんがやってきた。
「A、10秒たった。」
『え、もう?早くない?いーち、にーい、ってちゃんと数えた?』
「風呂やないんやからそんなゆっくり数えんわ。」
昂秀「10秒って?」
『私に与えられた時間。』
昂秀「いや、なんの(笑)」
「……A。」
強めに名前を呼ばれた。
壱馬くんがいても昂秀と話すのダメなんだ。
案外、私並みにヤキモチ妬きだったりする?
昂秀も苦笑いしていて、たっくんが言っていた
そろそろ昂秀殺されるって意味が少しだけ分かった。
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makana(プロフ) - eitherlavさん» いつになるかわからないですけど小話程度でも書けたらな…と思います🙆♀️◎ (2022年11月19日 7時) (レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
makana(プロフ) - なぎささん» 素敵な作品…🥺❤️とっても嬉しいです!こちらこと最後までお付き合いくださりありがとうございました🙏 (2022年11月19日 7時) (レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
makana(プロフ) - tantanさん» 最後までお付き合いくださりありがとうございました🫶 (2022年11月19日 7時) (レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
eitherlav(プロフ) - 毎日楽しみにしてました✨もっと続きみたいです (2022年11月19日 4時) (レス) id: 52c4f27139 (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ(プロフ) - この作品好きで読ませていただいてました素敵な作品をありがとうございました🥰 (2022年11月19日 0時) (レス) @page48 id: 090abd2e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:makana | 作成日時:2022年11月11日 2時