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あれから1週間近く経ったけど、家には帰らず ずっとサラの家にいた。サラの家から大学に行って、バイトに行って…。
電源を落としたままにしてたら2日目くらいに、私と連絡つかないのは不便だから電源は入れてとサラにお願いされた。
電源をつけるとあり得ないほどの玲於ちゃんからの不在着信とメッセージの受信数。もちろん電話の折り返しなんてしなかったしメッセージは既読すらつけなかったけど。
お兄ちゃんからも連絡は来てたけど既読しただけで、返事は特にしなかった。
やっぱり、かいくんからの連絡はなくて
自分で終わらせたくせにとても落ち込んだ。
サラ「玲於くんはともかく、お兄ちゃんは許してあげたら？今回Aにも かいくんにも何も言ってきてないんでしょ？」
『………そういえば、そぅかも。』
サラ「別に帰れとは言わないけど、電話とかメッセージくらいしてあげないと。お兄ちゃん可哀想だよ？」
思い返せば確かに お兄ちゃん、かいくんのことに関して私に何も言ってきてない。私が玲於ちゃんに酷いこと言ったときに怒っただけで、それ以外は珍しくほんとに何も言わなかった。
いや、なにか言いかけてたけど
何度も口をつぐんでやめてた気がする。
『…ぅん、分かった。連絡してみる、』
お兄ちゃんからいつも送られてくるのは、1日2回 おはようとお休みただそれだけ書かれたメッセージ。
夜に届いたお休みのメッセージに、家を出てから初めておやすみなさいと返した。
すぐ画面が切り替わって電話がかかってきた。
『はい、』
啓介「返事、ありがと。ちゃんと飯食ってる？」
『うん。』
啓介「家、帰ってこねぇの？」
『玲於ちゃんいるなら帰りたくない。』
啓介「……玲於の気持ちも分かってやってよ、」
『お兄ちゃんたちこそ、私の気持ち分かってない。』
啓介「ちゃんと3人で話そう？」
『また頭ごなしに怒られて会うなって言われるんなら話すことない。玲於ちゃんには会いたくない。』
電話の向こうで、
「A…、」って玲於ちゃんの声がした。
この電話、聞いてたんだ。
お兄ちゃんはやっぱり玲於ちゃんの味方なんだ、そう思ったら無意識に電話を切っていた。
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makana(プロフ) - じゅさん» 虚妄の醍醐味ですよね🦁🫶笑 はぁほんと海青くんに愛されたい人生を送りたかった😮💨😮💨 (2022年10月27日 18時) (
レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
じゅ(プロフ) - いいんです！虚妄だから❤️こんな感じだといいなーとmakanaさんのお話読みながら、私もモリモリ妄想するんで笑笑 (2022年10月27日 16時) (レス) id: 6c38313868 (このIDを非表示/違反報告)
makana(プロフ) - じゅさん» 今回は短編でした🫣❤️ 本当の海青くんは分かんないですけど私の虚妄の中の海青くんは最&高な漢です！！笑 (2022年10月27日 16時) (レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
makana(プロフ) - tantanさん» 最後までお付き合いくたさりありがとうございました！私の虚妄で海青くんのこの好きになっちゃった感じです？🥺🫶 ぜひ！おすすめします！彼最高なんで！！笑 (2022年10月27日 16時) (レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
じゅ(プロフ) - あぁぁぁぁ終わっちゃった🥹きゅん過多で胸いっぱいです✨やっぱり海晴くんは中身かっこいいなー！ (2022年10月27日 13時) (レス) @page47 id: 6c38313868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：makana | 作成日時：2022年10月22日 19時
