おとなりさん３《K.Takechi》

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先にお風呂を出て身体を拭きながらまだ湯船に浸かってる海青くんに疑問に思ったことを聞く。






『……かいせーくん…、』



海青「なに？、やっぱ嫌んなった？」



『じゃなくて…、服って着たほうがいいの？下着は？』



海青「下着もつけてパジャマも着とってえぇよ(笑) 脱がせるんも楽しみのひとつやん。」



『そうなんだ…、分かった。』





脱がせるのも楽しいんだ…。

ん？"も"ってなに。……楽しい、の？
今からすることって楽しいことなの！？




ちょっとパニックになりながらも、いつもより気持ち可愛い下着を選んでつけた。

髪の毛だっていつもより丁寧に乾かしてツルツルになるようにブローしながらしたし、スキンケアだってプルプルになるように全身に化粧水を塗りたくった。







海青「なんか今日、支度めっちゃ長ない？(笑)」



『だって……、』



海青「焦らしてんの？」



『ちがっ！…違うよ？』



海青「分かっとるよ(笑) はよベッド行こ。」





海青くんに手を引かれて寝室に入る。
もう心臓が壊れそうで痛い。





海青「そんな緊張せんでえぇから。いつも通りでえぇんやって。」



『いつも通りが分かんなくなった…、』



海青「もぉ、なんでそんな可愛いん(笑) おいで、Aちゃん。」





ベッドにあぐらをかいて座る海青くんの上に乗り正面から抱っこしてもらう。

海青くんの顔が見れなくてぎゅっと首にしがみついた。




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