第参拾話 ページ32
それから、夏目と話しながら散歩を続けた
ジャリ ジャリ ジャリ
目の前からお面を被った人影が近づいてくるのが見えた
賢「ん？何だろう…………夏目」
夏「ああ、多分…妖…」
そのまま横を通りすぎようとすると縄が地面を這っているのを見た
あの妖…繋がれてる？
夏「おい、包帯ほどけかけてるぞ 巻き直そうか？」
ピタ…と止まるとお面の妖は俺たちに顔を向けることなく
？「人のくせに構うな」
と言った
白「付き合いの悪いやつだな」
賢「しょうがないよ」
ニャ「馬鹿者、やたらと声をかけるな夏目」
夏「ああ」
過保護だなぁ大ニャンコ
それから俺は夏目と別れて帰路についていた
白「慧夜、あのナトリシュウイチとか言う若造、少し危ないぞ」
賢「なんで？別に体に妖怪を飼っているからって妖怪が見えるわけじゃ…」
気にしてないみたいだったし
そういうと白銀にベシッと肩を叩かれた
賢「いたっ」
白「阿呆が！見えるからこそきにしていないのだ」
うーん、そんなものなのかなぁ
ナトリシュウイチさん…謎だ、謎だらけだ
何となくもやもやモヤモヤな気分で学校に行った
西村と北本、夏目に大丈夫か？って聞かれるほどもやもやモヤモヤな気だった
夏目も、モヤモヤしているようだった
賢「夏目、大丈夫か？俺よりも夏目の方がつらそうだ」
夏「え、ああ ありがとう大丈夫」
何かあったのだろうか
「ねぇあの門の所…俳優の名取さんに似てない？」
「え！？あ……本当だ 似てるかも！！」
ナトリさん…？俳優のナトリシュウイチさんかな？
ナトリさんの名前を聞いた俺と夏目は、窓によって外を見てみた
そして、その人の姿を目にとらえると夏目はさぁっと顔を青くした
賢「夏目？どうした？」
夏「あ、いや、何でもないよ」
賢「？そうか？あ、そうだ！夏目！今日一緒に帰ろう？」
夏「いや、ごめん、今日は一緒に帰れない…」
賢「…そっか、じゃあ明日！一緒に」
夏「ああ」
白「慧夜」
賢「白銀」
最近、白銀は俺の送り迎えをするようになった何故かはわからないけれどなにか嫌な予感がするらしい
まぁ、白銀のカンなのだが…
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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蒼眞凪(プロフ) - 朱雀さん» ありがとうございます！！！頑張ります！これからもよろしくお願いします！番外編とかも書く予定なのでリクエストがあればぜひぜひお願いします！ (2016年3月17日 18時) (
レス) id: 975f835996 (このIDを非表示/違反報告)
朱雀 - お話読ませていただきました 俺、これからも応援してます！ 頑張ってください！！ (2016年3月17日 18時) (レス) id: 103a2cc229 (このIDを非表示/違反報告)
蒼眞凪(プロフ) - きこさん» うわぁ！嬉しいです！！ありがとうございます！たくさん更新できるように頑張ります！これからもよろしくお願いします！！ (2016年3月16日 0時) (レス) id: 975f835996 (このIDを非表示/違反報告)
きこ(プロフ) - 蒼眞凪さん! 面白いです！ 更新してないかチェックしてから寝るのが日課になっちゃいました！応援してます♪ (2016年3月16日 0時) (レス) id: c334518b24 (このIDを非表示/違反報告)
蒼眞凪(プロフ) - 雪猫さん» コメントありがとうございます！頑張ります！！！コメント少なくて悲しかったんです…本当にありがとうございます！！！ (2016年3月14日 19時) (レス) id: 975f835996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨宮碧音
作成日時：2016年1月24日 8時
