第拾弐話 ページ14
バ『もういいだろうとっとと帰れ』
笹『____本当にありがとうあの、名前は？______…』
〜
笹「次の日 さっそく声を頼りに校内中探しまわったけど見つからなくて あの人の言動を思うと、ひょっとしておばけだったんじゃないかって思ったの」
もしかしたら、さっきの…夏目君と辻君を狙っていたあの傘を被った妖怪かもしれない…
あの妖怪が、なぜ、人を狙ったのかわからなくなってきた……優しかったり、敵みたいになってたり……
あの妖怪は、本当はどんな妖怪なんだろう
笹「それで色々調べてあの逸話を知ったの そしてその日から毎日旧校舎に通ったの」
夏「毎日？」
笹「そう、 旧校舎に来て呼びかけたの きちんとお礼が言いたいから出てきてって 一度でいいから話がしたいって けれどとうとう姿を見せてくれなくて 壊されちゃうらしいから、人間が嫌いになってしまったのかしら
私、来週転校するの 義父の栄転が決まったみたいだから だからもう来られないから
夏目君がもし見えるなら最後にって_____」
賢「笹田さん……」
笹「ふふ、本当に毎日通ったのよ？ 旅立ったら 少しはあの人、さみしがってくれるかしら」
賢「…………」
〜一階スタート地点〜
笹「あれ？皆いない…何処へ？」
賢「……………まさか……」
皆拐われてしまった！？
夏「わ」
笹「え？」
賢「夏目君？？」
…………さっきの大ニャンコの仕業か仕業か、なら安心…
賢「夏目君？夏目君！！どこいったんだ？」
どうにかごまかせないかな、笹田さんが夏目君を見つけるまで、もしかしたら大事な話をしているかもしれない
笹「皆もいないし……」
賢「ああ、どうしよう」
シュッ__
賢「え？」
さっき、銀色の何かが横切ったような……
…………まさかな、留守番を頼んだはずだし、白銀のはずは…
笹「賢欺君？どうしたの？」
賢「何でもない、それより夏目君を探さないと！！夏目君ー！！！どこだー！？」
笹「あっ！夏目君大丈…」
ニャ「まぁヒマツブシにはなるだろう。脱出までは面倒みてやるから安心しろ」
………………大ニャンコ………だよな………
え、メスだったの、あの口調でメス！？
笹「脱出って？」
賢「あの勝気な女の子は誰！？」
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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蒼眞凪(プロフ) - 朱雀さん» ありがとうございます！！！頑張ります！これからもよろしくお願いします！番外編とかも書く予定なのでリクエストがあればぜひぜひお願いします！ (2016年3月17日 18時) (
レス) id: 975f835996 (このIDを非表示/違反報告)
朱雀 - お話読ませていただきました 俺、これからも応援してます！ 頑張ってください！！ (2016年3月17日 18時) (レス) id: 103a2cc229 (このIDを非表示/違反報告)
蒼眞凪(プロフ) - きこさん» うわぁ！嬉しいです！！ありがとうございます！たくさん更新できるように頑張ります！これからもよろしくお願いします！！ (2016年3月16日 0時) (レス) id: 975f835996 (このIDを非表示/違反報告)
きこ(プロフ) - 蒼眞凪さん! 面白いです！ 更新してないかチェックしてから寝るのが日課になっちゃいました！応援してます♪ (2016年3月16日 0時) (レス) id: c334518b24 (このIDを非表示/違反報告)
蒼眞凪(プロフ) - 雪猫さん» コメントありがとうございます！頑張ります！！！コメント少なくて悲しかったんです…本当にありがとうございます！！！ (2016年3月14日 19時) (レス) id: 975f835996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨宮碧音
作成日時：2016年1月24日 8時
