【Vspo!】花芽姉2人ともう1弟君【学パロ】

▶︎Lupinus holidaying.[いらっしゃい] ページ8

ある日、日曜日。休みを謳歌していた。

1階リビングでソファに座りながら、動画を見ながらだらけている俺は世界で1番休日を満喫している。

この後何しようかなぁと考えていると、家のインターホンが鳴った。



「は〜い」



なんか頼んでたっけなぁ。姉ちゃん達の荷物かな。

玄関へ向かいドアを開けると、かの一ノ瀬うるは様が立っておられた。



「うるはさん！？」


「おぉ、びっくりした…よす、Aくん」


あれ、なんでうるはさんがいるんだ
俺が約束忘れてるか なんだっけ


俺の思考が停止し硬直してるのを見てうるはさんは不思議そうに首を傾げる。

ほんの一瞬の沈黙が場を包んだ後

俺の後ろから、家の中から花芽姉sが顔を出した。



「いらっしゃいのせ！」

「早くゲームやろ！」



……あぁ〜、姉ちゃん達と遊ぶ約束してたのか。


まぁ、俺に会いに来た訳じゃない…よなぁ…別に用ないし…いや分かってたけど…


うるはさんを家に上げ、花芽姉2人はそそくさと2階__すみ姉の部屋__へ上がっていった。



「お客を置いていくなよ…」



ボソッと呟いたうるはさんも2階に上がるよう催促しながら



「飲み物入れてくんで、ジュースでいいですか？」


「エナドリでもいいよ」


「出しませんからね」



ペロッと少し舌を出しそっぽ向いた後、うるはさんも花芽姉sの後を追って2階に上がっていった__


うるはさん家いんのかぁ…

「なにしよっかなぁ…」


ぼけ〜っとジュースを注ぎながら考える


__と思ったら降りてきた。どうしたんだ。


扉から顔をチラッと出し笑みを浮かべて言った。


「ねえ、Aくんもゲーム、どう？」


「やります！」



俺は4つめのコップを取りだした。

↳Lupinus holidaying.2[瀬の瞳]→←▶︎Iris after schooling.[関係]

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