▶︎Iris after schooling.[関係] ページ7
その日の放課後、課題の提出がギリッギリになっていた俺は職員室に提出しに行っていた。
いつもこうだ、なんでなんですかね、早めに提出しようという気持ちはちゃんとあるのですが。
窓からの夕日、帰るの遅くなっちまうかなぁと思い荷物を取りに教室に戻るとまだ1人生徒がボーッと椅子に座って残っていた。
「あれ、胡桃」
「ぇっ!」
「あ、ごめん、びっくりさせて…まだ残ってたのか」
「うん…まぁ…花芽君はなんで残ってんの?」
「今日までの課題がようやく終わりまして」
「アハハ、いっつもギリギリなイメージあんで」
いつもの笑顔ではある。が、少しいつもより大人しいというか、元気のないような…そんな覇気のない声なように感じる。
「笑うなよ…てか胡桃こそなんで残ってんだよ」
「いやまぁね…」
やはり元気がない。俺もしかして何かしたか…?
「なんだ…なんかあったのか?」
「んー…」
無言。沈黙が流れる。俺が教科書やノートをカバンにしまう雑音だけが響く。心当たりがないか探る俺の脳内はあまりに穏やかではない。
静寂を破ったのは胡桃だった。
「あのさ」
「はいっ!?」
「えぇ…?あぁ…えっと…前にさ…うるは先輩とめっちゃ仲良く話してたやん」
「え、え?うん」
「花芽君…はさ、うるは先輩とどういう関係なん?」
「ん?」
「付き合ってたりとか…するん?」
「ん?」
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「い、いや!マジでそんな関係じゃない!あの、なんっていうのかな!姉ちゃん達が昔から仲良くて、それで、弟だから良くしてもらってるみた
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シュカのみ(プロフ) - ツクヨミさん» コメントありがとうございます! (8月16日 1時) (レス) id: c41f399bec (このIDを非表示/違反報告)
ツクヨミ(プロフ) - 次回も楽しみに待ってます〜 (7月22日 18時) (レス) @page3 id: 7adcca4d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シュカのみ | 作成日時:2023年7月20日 20時