ぷつり 【knmc】※ ページ22
わたしのせいへき？
結構苦手な人は苦手かも…
なんでも大丈夫！ﾒﾝﾍﾗ、ﾔﾝﾃﾞﾚOK!って言う人はどうぞ
ーー ーー ーー ーー ーー ーー
『ただいまー』
部屋の中はしんと静まりかえっている
おかしい、いつもなら刀也がおかえりなさいと言ってくれる筈なのに
私は荷物を片付け、リビングへと向かう。
…いない、刀也どこ行ったんだ？
と、探そうとすると微かに血の匂いがする。まさかと思い彼の部屋を開けると
mc「あ、ぇA？」
やっぱり…
彼の手にはカッターナイフが握られており、刃先には血もついている
普段強い人こそ一度病んでしまうと暴走してしまうから気をつけてはいたんだけど…
mc「あぅ、ごめん…なさ、い
耐えられ、なくて…ごめ、」
気が動転してしまっているのか、さっきからずっと謝り続いている刀也
…初めて見る彼のこんな姿に自分の中で押し込んでいた黒い感情が溢れ出てくる
『…刀也、腕出して』
その声があまりにも低く、威圧するような言い方だったからか、一瞬ビクッと身体を震わせ、おずおずと腕を差し出した
私は彼の手からカッターナイフを奪い取るとぷつり、と彼の白い肌に刃を押し当てた
彼が小さくうめき声をあげるが気にせず今度は少し深く刃を入れる
mc「いた、い…やだ、やめて……」
『やめて？自分は楽しそうにやってた癖に』
mc「ちが、…ぁうっ、」
ぽたぽたと彼の血が床に溢れ落ちる
彼の顔が恐怖で固まっていてますます傷つけたくなってしまう
あれ、私今何考えて…
…あ、まずい
これ止血しないと死んじゃう
咄嗟に我に返り彼の腰についている救急セットの中から包帯や布などを取り出し、応急処置をする
『ごめん、やり過ぎた…大丈夫？』
mc「こわ、かった」
『うんうん、ごめんね？』
mc「でも、僕もわるかった」
『そうだね、もうしないでね？』
mc「うん」
どう考えても今のはこっちの方が悪いんだけど、今彼はそこまで頭が回らないらしい、私はぎゅーっと彼の事を優しく抱きしめる
もうしないと約束させたけど本当はもっとしてほしいだなんて思ってしまう私は狂っているのだろうか
まぁ、価値観は人それぞれ
そう理由付けて私は逃げた
ーー ーー ーー ーー ーー ーー ーー
個人的に彼女or彼氏が自分を傷つけてるのを見たらこうするか、自分の腕傷つけて「お揃いだよ」って言ってもっと追い込みたい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 559人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
real(プロフ) - 五月雨さん» いえいえこちらこそ説明足らずでお手数おかけしてごめんなさい！！続編もすでにお気に入りさせて頂きました！！楽しみにしてます！くれぐれも作者さまのペースで！ご無理なさらず！ (2022年9月18日 16時) (
レス) id: 3d1cb866c0 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨 - realさん» 本当に申し訳ありません…!!続編のほうでもう一度書かせていただきますのでもし、興味があれば覗いて見てください、本当にごめんなさい!! (2022年9月18日 15時) (レス) id: 9ca96e859f (このIDを非表示/違反報告)
real(プロフ) - リクエスト応えて頂きありがとうございます！実は貢ぎ癖のイメージだったんです泣言葉足らずで申し訳ありません！ですがこれもめちゃくちゃ好きなので大満足です！！ (2022年9月18日 15時) (レス) id: 3d1cb866c0 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨 - 零人さん» リクエストありがとうございます!!応援も本当に有難いです…ただfsmのお話が続編の方になると思うのでしばらくお待ちください! (2022年9月17日 9時) (レス) id: 9ca96e859f (このIDを非表示/違反報告)
零人(プロフ) - コメント失礼します！何時も楽しく読ませていただいています！どうしても、どうしてもfsmのネタのやつが見たいです。おねがいします。何年でも待つのでかいてくれませんか？お願いします！！！影からこそっと応援してます(fsmくんネタに引っ張りだされた)！ (2022年9月17日 0時) (レス) @page40 id: 94faa0a05d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：五月雨 | 作成日時：2022年7月29日 10時
