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cn side
人が恋に落ちる引き金となるものは日常の至る所に転がっている
例えば学校だったり、仕事場だったり、あるいはただの道端だったり
中学後半辺りから周りに乗って恋愛ごっこはたくさんしてきた
何人かと付き合っては別れ、また付き合う
幸いにも俺は他人より抜きん出たコミュ力があった
彼女を作ること自体、難しくはなかった
でも俺にはイマイチ本気の恋というものが分からなかった
それが今日、ようやくわかった気がする
頬杖をついて窓の外を眺めていた女子がいた
白過ぎない肌に風に靡く、長い綺麗な黒髪
雰囲気だけでも何故か、彼女にとても惹かれた
と、こちらをみていたのかぱちっと目線があった気がした
面白半分に笑って綺麗、と口パクをしてみる
遠くから見ても分かるほど、彼女は慌てたように目線を逸らして教室の方に顔を引っ込めた
あそこは3階、2年生の教室だろうか
cn｢ごめん！俺ちょっと知り合いの先輩に挨拶してくるから先帰っててええよ｣
｢わかったー｣
｢またね！チーノくん｣
cn｢うん！｣
今日話せるようになったクラスの女の子達数名を見送ってからふぅ、とため息をつく
さっきの自然と彼女に目線が吸い寄せられたのはもしかしたら…
“一目惚れ”ということなのかもしれない
なんて思いながらイヤホンをつけ、彼女のことを校門で待ってみることにした
cnside終
──────
貴方side
結局、あのチーノくんに告白(？)をされ、LINEまで交換してしまった
彼は用事があるらしく、学校でそのまま別れて私はみんなが待っているいつものマックへと向かう
zm｢お、A！！遅かったな｣
『ごめんごめん…ってやっぱりやってたのね…』
目の前には突っ伏して死にかけている大先生やシャオ、シッマがいた
ロボロは大食いなため、ピンピンした様子でシャオをつついて遊んでいる
zm｢Aも食べるやろこれ！｣
はい、と元気よくバーガーをぽんぽん渡される
奢りなのは嬉しいけどこんなにはいらないって…
『ゾム、私あんまりいらないから大先生あたりにでも…』
ut｢A！！ほんまにやめて、俺マジでしぬから！｣
sya｢もうむり、吐くからほんま、｣
rbr｢あははー顔真っ青やん｣
kn｢A、水…｣
『はいはい』
勿論、この後すぐに死にかけの彼らを連れてタクシーで割り勘して帰ったのは言うまでもない事だ
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あんです - 是非是非！ (2021年7月21日 10時) (
レス) id: 7e1bdb3c05 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - あんですさん» あんですさん、コメントありがとうございます！実は次作品syaルートでいこうかと思っているのでもしよければお立ち寄りください…！！ (2021年7月20日 12時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
あんです - チノ推しにもなりそうだし、シャオ推しにもなりそうです。 (2021年7月20日 12時) (レス) id: 7e1bdb3c05 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - 紫狐 sikiさん» 紫狐 sikiさんコメントありがとうございます！理想の理想を詰め込みました、！！ (2021年7月4日 19時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
紫狐 siki - 甘酸っぺぇ...こんな青春してぇよ... (2021年7月4日 19時) (レス) id: c31e34af03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると
| 作成日時：2021年6月5日 18時
