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貴方side
zm｢なーこれ終わったら飯行かん？｣
shp｢奢りですか？｣
zm｢おん、シャオロンのな｣
sya｢え''俺ぇ…？｣
『あ、私も行く〜』
“rbr｢明らかに緊張感ないのが伝わってくるんやけど大丈夫かあんさんら…w｣”
インカムの向こうから呆れたような、司令塔である天の声が聞こえてくる
まぁ、敵地でこんな話をしている時点で緊張感のきの字もないのは目に見えている
それもそのはず
今ここにいるメンバーは我々国が誇る10幹部の中でも特に戦闘力の高い人達だ
おまけに世界屈指のハッカーでもある案内係、基天の声ロボロもついている
いくら王族暗殺とは言えどもそこまで肩に力を入れるようなものではなかった
“rbr｢じゃあ各々事前に伝えた通りのルートで行くように。終わり次第例のポイントで落ち合ってな｣”
『了解、何かあったら連絡入れるね』
“rbr｢ちゃんと待機しとくわ｣”
気ぃつけてな、とだけ残してインカムが切られる
sya｢えーとチーム分けは俺とA、ゾムとショッピくんでええやんな？｣
zm｢おん、その方が慣れてるから楽やろ｣
『じゃこの辺りで別れよっか』
shp｢ご飯楽しみにしてますねシャオロンさん｣
sya｢ショッピくん、もう奢られる気満々やん…｣
がっくりと肩を落とすシャオロンを慰めつつゾムたちと別れ、ロボロの割り出したルートに沿って進んでいくと1つの大きな部屋に出てきた
ロボロ曰くここにターゲットである王族3人が来るらしいのであとは待ち伏せるだけだ
sya｢A｣
『ん？』
数分経ち、退屈になったのか彼が名前を呼んでくる
sya｢明日、なんか予定ある？｣
『いや…多分何も無いよ』
sya｢じゃあ街の方一緒に行かへん？｣
『いいよ。どこか行きたいお店あるの？』
sya｢アクセサリー見に行きたいなって｣
『…急にどうしたの』
この前のネックレスですら、私が欲しいと言って買ったほど彼はアクセサリー類には興味が無い
他の女の子に…なんて嫌な予感が頭によぎる
そんな私の様子を見て彼は一瞬きょとんとしてから笑い出す
sya｢A、今嫉妬したやろ｣
『…うん』
素直に答えると彼は声を押し殺してまた笑う
sya｢他の子に買うわけないやん｣
『でも』
sya｢左手、貸して｣
よく分からないまま、手を差し出す
彼は私の薬指をすっと撫でてくる
sya｢ここに合う指輪、一緒に見に行こ？｣
すぐにはその言葉に意味を理解しきれなかったが、分かった途端に顔にぶわっと熱が集まった
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ゆずは - コメント失礼します！このsyaさん小説全話見せてもらいました！！一瞬でファンになりました。これからも、そるとさんと、小説のファンとして、応援させてもらいます！！ (2022年3月5日 17時) (
レス) @page50 id: 083d316892 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - カルアさん» カルアさん、コメントありがとうございます！皆様エマに相当ブチ切れてて作者としてある意味嬉しいですw作品を楽しんで頂けてよかったです！！ぜひ良かったら他の作品もご覧下さい！ (2021年8月15日 18時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
カルア(プロフ) - びっぐらぶ……エマに凄く腹立ちましたw最後に幸せそうな2人が見れて嬉しかったです！！！！！！ (2021年8月15日 17時) (レス) id: 523bb0e82c (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - 懐中電灯さん» 懐中電灯さん、コメントありがとうございます！エマほんとイライラしますよねw次作大体決まってきたので近いうちに出します！お待ちください！ (2021年8月11日 23時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
懐中電灯 - 完結おめでとうございます！エマには相当腹立ちました､､､でも結果的にふたりが結ばれて良かったです！次回作も無理しない程度に頑張って下さい!! (2021年8月11日 23時) (レス) id: 1e8e7af11e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると
| 作成日時：2021年7月21日 10時
