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zm side
zm「おー…めっちゃ兵おるやん…」
姫さんがいる城近くの木々の上から辺りを見渡す
zm「(あの赤の服をきた衛兵なら確か上まで上がれたよな…よし)」
音を立てぬように木を降り、前に作っておいた裏口から塀をくぐり抜け中へと進んでいく
と、城の敷地内巡回をしていた赤い服の衛兵がこちらへと向かってくる
相手が第一声を発する前に一発を腹を殴り、流れるようにもう一発入れる
「、ぐっ…」
zm「すまんなーちょいと服貸してーな？」
ばたり、と重い音を立てて兵は倒れる
急いで服を剥ぎ、口と手そして足を縛って近くの物置へと放り込む
zm「よっ、と…重！なにこれ…」
銃器のせいかはわからないが、服はかなり重かった
それに俺より少し大きい人だったからか、袖も長い
まーいいか、なんて思いながら城内へと入っていった
zm「お、(ここやんな)」
見たことのある大きな扉の前には1人だけ人が立っていた
服装からして明らかに兵ではない
くるんとした癖のある茶髪に紫がかった上着を来ているその男は俺に気づいたのか、少し顔をあげた
「どうしたんだ？」
zm「女王陛下に頼まれていたものを持ってきた者です」
咄嗟に機転を利かせ、部屋の中へ入れないか交渉をする
zm「直接、手渡しをしてほしいと言われたものですが」
「わかった。入っていい」
zm「(よし！)ありがとうございます」
扉を開け、中へ行こうとするとあぁ、と声をかけられる
「見ない顔やけど、新入り？」
zm「先日、ここへ起用された者です」
「名前は？」
本名を言うわけによく使う偽名で答える
そうか、と言って少し黙ってから彼は無表情なまま名前を言った
shp「女王様の重要側近のショッピです。よろしく」
zm「(ショッピ…？聞いたことある名前やんな…)はい」
ショッピと名乗るその人のことが気にかかりながらも扉を開け、彼女の部屋へ入っていった
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こんなんで入れる城とか警備ガバガバですね、絶対(白目)
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そると(プロフ) - ぱずるさん» ぱずるさん、コメントありがとうございます！上手く伝わって感動して頂けて作者としては嬉しいです…次作そろそろ出来そうなのでもう少しお待ちください！ (2021年8月13日 12時) (
レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
ぱずる(プロフ) - 完結おめでとうございます。紛うことなきハッピーエンドではありませんでしたが、そこもまた良く胸が締め付けられました。とても感動する作品をありがとうございました。これからもそると様の作品を楽しみにしております。 (2021年8月13日 11時) (レス) id: baac44fdeb (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - タユさん» コメントありがとうございます！悲劇の女王、的な感じで書きたかったのでそれが伝わってくれたなら嬉しい限りです！！ (2019年9月30日 20時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
タユ(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当に感動しました（ ; ; ）女王が可愛そうだったのと、ショッピ君の立ち位置が凄くいいなと思いました！本当にお疲れ様でしたm(_ _)m (2019年9月30日 20時) (レス) id: 98f6db82b1 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - きのこ(em推し)さん» コメントありがとうございます！zmさん落ち…同じ世界観…！めちゃくちゃいいじゃないですか…！頑張って書いてみます…！！ (2019年9月30日 16時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると
| 作成日時：2019年8月9日 13時
