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gr side
あの会談からほんの数ヶ月後のことだった
ｺﾝｺﾝ
gr「入れ」
ｶﾞﾁｬ
tn「ぐるさん」
os「まずいことになった」
差し出された一枚の封筒の中には羊毛紙に書かれている手紙が入っていた
gr「…"共和国連合の一員として対立戦争への参戦を要求する"、か…これはまた面倒なことになったな…」
tn「どないするつもりや」
gr「オスマン、連合の方に物資援助の大幅削減を餌にいけるか？」
os「！…どこまでいけるかは分からないけど、代替は参戦取り消し？」
gr「あぁ。どうだ？」
os「やれるとこまで努力はするよ」
gr「ありがとう。それとトン氏」
tn「はいはい？」
gr「彼女の国に会談を申し込みたい」
tn「…ほんまにか？」
gr「あぁ。それと連合の方にはオスマンと一緒に俺も直接話しに行く」
tn「…」
gr「この争いは無意味だ。こんなことに付き合っている暇は我々にはない」
tn「…そうかもしれへんけど、連合に攻められたら間違いなく負けるで」
gr「流石に連合と戦争するまでには俺もしないつもりだ。あんな奴らは敵にしたくないからな」
os「…A様の方はどうなんやろね」
gr「やる気があるかどうかってことか？」
os「それもそうやけどな、…共和国全体に対する考えは果たしていいものかどうか分からない状態で下手に動くのは…」
オスマンの考えは一理ある
もし、彼女も他の王国と同じように共和国に対して敵対心を抱くようなら
我々は中立国としてどちらにも属さずこの戦争が終わるまで身を潜めたい
だが
gr「逆に彼女も俺と同じように敵対心は無く且つ、この戦争に興味が無ければここは協力して両者を収めるしかないだろう？」
tn「それもそうやな…取り敢えず俺はA様の元へ行けばええんやな？」
gr「あぁ。護衛にはゾムは勿論だがシャオロンと大先生も連れて行くのでどうだ？」
tn「念の為にそうするわ」
os「で、俺はグルッペンと連合の時間稼ぎをやるんやな？」
gr「そうだ」
tn「よし！じゃ早速行ってくるわ」
これが、後に厄介を起こすことを
俺は見越せていなかった
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そると(プロフ) - ぱずるさん» ぱずるさん、コメントありがとうございます！上手く伝わって感動して頂けて作者としては嬉しいです…次作そろそろ出来そうなのでもう少しお待ちください！ (2021年8月13日 12時) (
レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
ぱずる(プロフ) - 完結おめでとうございます。紛うことなきハッピーエンドではありませんでしたが、そこもまた良く胸が締め付けられました。とても感動する作品をありがとうございました。これからもそると様の作品を楽しみにしております。 (2021年8月13日 11時) (レス) id: baac44fdeb (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - タユさん» コメントありがとうございます！悲劇の女王、的な感じで書きたかったのでそれが伝わってくれたなら嬉しい限りです！！ (2019年9月30日 20時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
タユ(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当に感動しました（ ; ; ）女王が可愛そうだったのと、ショッピ君の立ち位置が凄くいいなと思いました！本当にお疲れ様でしたm(_ _)m (2019年9月30日 20時) (レス) id: 98f6db82b1 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - きのこ(em推し)さん» コメントありがとうございます！zmさん落ち…同じ世界観…！めちゃくちゃいいじゃないですか…！頑張って書いてみます…！！ (2019年9月30日 16時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると
| 作成日時：2019年8月9日 13時
