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zm side
誰もいない部屋のベランダで手すりに寄りかかりながら話を切り出す
zm「…姫さんの首元に指輪がなかってん」
gr「？！ほんまか？」
静かに頷いて更に続ける
zm「様子も少しおかしかった。何がとは分からんけど…明日会いに行かへんか？」
gr「彼女にか？」
zm「そうや」
gr「でも流石に抜け出すのは厳しいゾ。昔と違ってそう身分も身軽じゃない」
zm「いや、姫さんを連れて来たる」
gr「は？！お前正気か？」
zm「大丈夫や。ある程度話はしたことあるし、本人が嫌がったら連れては来うへん」
gr「……」
zm「俺じゃ分からんこともグルッペンなら分かるやろ？それに姫さんも会いたがってたし」
gr「俺にか？」
zm「おん」
また少し、グルッペンは黙ってから一息ついて顔を上げる
gr「絶対に無茶はするな。何かあっても生きて帰って来い。…この約束を守れるか？」
外面こそは"総統"として命を出しているようだったが、一つ裏へ行けば必死なただの一人の人としても見れるような気がした
zm「勿論や。待っとれよ」
久しぶりに楽しそうな仕事だ
思わず口角が上がりそうになった
zm「確認やけどな、グルッペンはあの姫さんの事が好きなんか？」
ぴくり、とその言葉に反応するように一瞬目を揺らす
gr「……恋愛対象外だけど入ってるようなもんや…」
zm「恋愛対象外、ねぇ…」
恐らくしてはいけない相手、という意味だろう
好きになってはいけない相手だったのに…
文字通り"禁断の恋"は物語のように上手くいくはずもないのに、。
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gr、osと連合の口論シーンは結構頑張りました……
僕の語彙力……消えた…
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そると(プロフ) - ぱずるさん» ぱずるさん、コメントありがとうございます！上手く伝わって感動して頂けて作者としては嬉しいです…次作そろそろ出来そうなのでもう少しお待ちください！ (2021年8月13日 12時) (
レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
ぱずる(プロフ) - 完結おめでとうございます。紛うことなきハッピーエンドではありませんでしたが、そこもまた良く胸が締め付けられました。とても感動する作品をありがとうございました。これからもそると様の作品を楽しみにしております。 (2021年8月13日 11時) (レス) id: baac44fdeb (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - タユさん» コメントありがとうございます！悲劇の女王、的な感じで書きたかったのでそれが伝わってくれたなら嬉しい限りです！！ (2019年9月30日 20時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
タユ(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当に感動しました（ ; ; ）女王が可愛そうだったのと、ショッピ君の立ち位置が凄くいいなと思いました！本当にお疲れ様でしたm(_ _)m (2019年9月30日 20時) (レス) id: 98f6db82b1 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - きのこ(em推し)さん» コメントありがとうございます！zmさん落ち…同じ世界観…！めちゃくちゃいいじゃないですか…！頑張って書いてみます…！！ (2019年9月30日 16時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると
| 作成日時：2019年8月9日 13時
