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貴方side
『うだー…疲れた…』
ht「お疲れ様。珈琲淹れてくるね」
『お、あざますです…』
窓から蝉達の声が入ってくる、ある夏の日の夜
なんか知らんけどオスマンからめちゃくちゃに書類頼まれた…
しんどい
らんらんにちょっと手伝ってもらい、時計が真上に針を向ける頃ようやく終えることができた
机に突っ伏すようにだらんとなり、視線だけを窓の向こうへ投げやる
『(今日、満月か…)』
天満月が金色輝いて辺りを明るく照らしていた
ht「はい、どーぞ」
『ありがと』
からん、と氷が回る冷たい珈琲を飲みながら大きくあくびをする
『今日はほんまにありがとね。今度なんか手伝うわ』
ht「いやいや。Aさんには普段から世話になってるし」
『ほんとにいい子……どっかの誰かさんらとは大違いやわ…辛…』
金髪のあのワンちゃんとかね？あと煙吐く青髪とかね？
…まぁでも暇だったからいいけど。
ht「じゃあ俺、そろそろ部屋戻るね」
『ん、りょーかい。また明日ね』
ht「うん。おやすみ」
『おやすみー』
らんらんがにこりと笑って手を振り、部屋を去っていった
『…私も寝よ…』
そう思ってベッドへ行こうとしたとき、突然再度扉が開き、彼が飛び込んでくる
『およ？どした？』
ht「Aさん、来て！」
『え？え、？』
ht「いいから！」
強引に腕を掴まれ、階段を駆け下りる
一階玄関前へ行くとそこには数名の見覚えのある幹部がいた
rbr「あ、Aさん！」
『何があったん？』
sya「さっき、町外れで武力衝突が起こったんや。それでこの子が負傷した」
そう言った彼の背中にいたのは
頭や腕から血を流し、気絶している15、6くらいの少年だった
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そると(プロフ) - すみれいんさん» コメントありがとうございます！よかったあぁあ！書けなかった分は皆様の想像にお任せしてます…ぜひぜひ次作も見てって！ (2020年1月18日 11時) (
レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 完結おめでとうございます！ 急に終わってビックリしましたが、この終わり方もハッピーエンドに含まれると思います！肺の病気拗らせてもそれまで幸せに暮らしていたと勝手に思っているので！笑 (2020年1月18日 10時) (レス) id: 0dc2b364d7 (このIDを非表示/違反報告)
てぃーぽっと(プロフ) - そるとさん» あ、絶対見ます(( (2020年1月17日 22時) (レス) id: b7d3855940 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - てぃーぽっとさん» コメントありがとうございます！まじですか！嬉しい限りです…次作は学パロに挑戦しようかな、と思っているので是非ご覧ください！！ (2020年1月17日 18時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
てぃーぽっと(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品、通知が来るたびにｲｪｪｴｪ！ってなってたので、ちょっと寂しい気もしますが( ；∀；)これからも応援してます！ (2020年1月17日 18時) (レス) id: b7d3855940 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると
| 作成日時：2019年9月30日 7時
