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貴方side
夢を見た
いや、正確に言えば夢ではないかもしれない
過去を見た、の方が正しいのかもしれない
まだ私も彼も小さかった頃のことだ
『とくしゅぶたい？』
「そうだ。訓練を受ける方をお前か、それとも弟のあいつか、お前に選ばせてやる。」
『それって危ない？』
「あぁ。勿論だ。俺の言う事を聞かなければ死ぬだろうな」
『…』
私と彼は幼い頃にここへ連れてこられた
連れて来られるや否や私は選択を迫られた
“危険な特殊部隊長の訓練を自分がやるか、弟へ押し付けるか”
『私がやる。弟に、トントンには死んでほしくない！』
「なら、精々頑張ることだな」
そいつは不気味に笑って私を見下ろした
zm「……さん、Aさん、Aさん！」
『っ！』
もう一度目を開けるとそこにはあいつではなく、ゾムがいた
悲しいような心配するような目で私のことを見ていた
『ゾム、どうしたん？』
zm「……ごめん」
『え、？』
zm「…俺、Aさんのこと何も知らんくて…」
『…』
粗方察しはついた
恐らくトントン辺りが彼に発作のことを話したのだろう
『大丈夫。こっちこそごめんね。何も話してなくて』
zm「Aさんは何も悪くないから、」
彼がそう言った時、医務室の扉が開いてしんぺーが駆け込んでくる
psn「お、起きたっぽいね」
『ん。またご迷惑をおかけしましたー』
psn「いやいや。どう？息苦しくはない？」
『もう大丈夫』
psn「ならよし」
私は昔の記憶から精神的に病気になり、発作が出るようになってしまった
それが拗れ、今は気管支拡張症を患っている
別にこれになったからと言って死ぬわけではないが
肺感染症なんかにかかればあっという間にぽっくりらしい
元々そこまで体が頑丈ではなかったから納得のいかない運命ではない
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
ht「あ、起きてる」
『おー、らんらん』
ht「どう？大丈夫？」
『いつもどーり大丈夫でございますwごめんね』
ht「大丈夫ならよかった。今トントンとかも連れてくるね」
『あざまーす』
zm「……」
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そると(プロフ) - すみれいんさん» コメントありがとうございます！よかったあぁあ！書けなかった分は皆様の想像にお任せしてます…ぜひぜひ次作も見てって！ (2020年1月18日 11時) (
レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 完結おめでとうございます！ 急に終わってビックリしましたが、この終わり方もハッピーエンドに含まれると思います！肺の病気拗らせてもそれまで幸せに暮らしていたと勝手に思っているので！笑 (2020年1月18日 10時) (レス) id: 0dc2b364d7 (このIDを非表示/違反報告)
てぃーぽっと(プロフ) - そるとさん» あ、絶対見ます(( (2020年1月17日 22時) (レス) id: b7d3855940 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - てぃーぽっとさん» コメントありがとうございます！まじですか！嬉しい限りです…次作は学パロに挑戦しようかな、と思っているので是非ご覧ください！！ (2020年1月17日 18時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
てぃーぽっと(プロフ) - 完結おめでとうございます！この作品、通知が来るたびにｲｪｪｴｪ！ってなってたので、ちょっと寂しい気もしますが( ；∀；)これからも応援してます！ (2020年1月17日 18時) (レス) id: b7d3855940 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると
| 作成日時：2019年9月30日 7時
