40 ページ41
shp side
『うー……』
shp「大丈夫っすか?」
『だいじょうぶ……多分』
shp「駄目ですね」
俺が勧めた9%の酒を飲むごとに先輩は顔を赤くして酔い始めた
しまいには机に突っ伏すようにして何時ぞやの時と同じようにぼーっとしていた
……まぁこうなってほしかったんやけどね。
shp「A先輩、寝ましょ。もう12時回りそうですし」
『……うん…寝る…』
持っていた煙草を灰皿へと置かせ、逆手に持っていた缶も手放させる
細い彼女の体に腕を回して横抱きにして寝室へと運ぶ
…ほんま軽いなこの人。食べてへんやろ絶対…
寝室の扉を開け、ベッドの上に彼女を置く
shp「俺はリビングの方にいるんで、なんかあったら呼んでください」
じゃあ、と立ち去ろうとした瞬間、袖を掴まれ引かれる
『……ショッピ』
shp「なんですか?」
『………行かないで…一人やだ』
ぶちっと俺の中で"なにか"が切れた音がする
袖を持っていた彼女の手首を掴み返し、抑えて馬乗りになる
『な、なに…』
shp「誘ったのはAやから、責任取ってな」
戸惑い続ける先輩に一度だけ、長いキスをする
苦しそうに少し暴れる彼女を押さえつけてゆっくりと離れる
涙目で肩で息をする先輩を見るとぞくっという興奮が背筋に走る
shp「ノコノコと彼氏の誘いに乗って宅飲みなんて、来るからこうなるんですよ」
『…はじめからそのつもりやったん…?』
shp「はい。嫌ですか?」
少し間が空いてから彼女は小さく首を振る
『や、じゃない……ショッピくんならいいよ』
shp「ふふw…ほんなら、いただきます」
彼女をじっくりと食べていると
気がつけば窓の外は明るかった
-*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*--*- -*- -*- -*- -*-
1094人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そると(プロフ) - タユさん» た、タユさん…!!お久しぶりです!まさか見てくださっていたとは…次作もがんばりますので是非お付き合いください!! (2019年8月10日 12時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
タユ(プロフ) - 完結おめでとうございます!本当に毎回興味を惹かれる作品を書かれていて、本当に尊敬しています!この作品も終わり方が本当に好きで、こうなったらいいのにな、って思いながら読ませていただきました!次作も楽しみにしています! (2019年8月10日 12時) (レス) id: 2a27eba7c0 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - みどりさん» コメントありがとうございます!ほんとすぐ書きたくなる人で……是非これからもお付き合いください…! (2019年8月10日 10時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
みどり(プロフ) - 完結おめでとうございます!そしてお疲れ様でした!もう次作が,,,仕事がお早いようで! これからも頑張って下さい!! (2019年8月10日 10時) (レス) id: b3efc05a2a (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - 音斬湊さん» コメントありがとうございます!なんだかこんなグダグダですみません…これからもゆるゆる書いてるので是非ご覧ください! (2019年8月10日 10時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:そると | 作成日時:2019年7月18日 6時