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貴方side
そしてやってきた祭りの日
駅前でスマホをいじっていると後ろから酒臭い臭いがやってくる
「あれ？ねーちゃん、一人？」
「美人さんやんなぁ」
「祭りでも行くんか？」
『……まぁはい』
「俺らも今から行くさかい、一緒に行こーや」
「なぁええやろ？」
馴れ馴れしく肩に手を回してくる
…やめろ、触んな
無言を貫こうとしたその時、左腕を掴まれる
『ちょ、ほんまにやめ、て………え？』
shp「何？やめたほうがええんか？」
くすりと笑ってそう言うのは他でもない、ショッピくんだった
『し、ショッピくん…』
紺色の甚平を緩めに着た彼は私を背にやり、彼らへと向き直る
shp「先輩に手ぇ出すつもりなら、俺通してもらっていいっすか？」
「…チッ、彼氏連れやんか」
「引くぞ」
三人はバタバタと走ってどこかへと消えた
『あの…ありがとう』
shp「いや、俺こそ遅れてすいません。何もされてない？」
『大丈夫。ほら、それより行こ？』
shp「はい」
貴方 side終
─────────────
shp side
ナンパされていた百鬼先輩を助け、改めて彼女の隣に並んで歩くとよくわかる
shp「……(綺麗すぎやろ…)」
普段は普通に結んでいる髪を横結びにし、その結び目には紫の飾りがついた簪が揺れている
浴衣は白基調で所々に淡い青の花が散りばめられていた
いつもは見れない和服姿に一人悶絶していると祭りをしている神社の境内へと入る
『あ、終わり頃に花火が上がるんやね』
近くの電柱に書かれているポスターを見て先輩がそう呟く
shp「それまで適当に屋台見回ります？」
『うん、そうしよ！』
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そると(プロフ) - タユさん» た、タユさん…！！お久しぶりです！まさか見てくださっていたとは…次作もがんばりますので是非お付き合いください！！ (2019年8月10日 12時) (
レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
タユ(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当に毎回興味を惹かれる作品を書かれていて、本当に尊敬しています！この作品も終わり方が本当に好きで、こうなったらいいのにな、って思いながら読ませていただきました！次作も楽しみにしています！ (2019年8月10日 12時) (レス) id: 2a27eba7c0 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - みどりさん» コメントありがとうございます！ほんとすぐ書きたくなる人で……是非これからもお付き合いください…！ (2019年8月10日 10時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
みどり(プロフ) - 完結おめでとうございます！そしてお疲れ様でした！もう次作が,,,仕事がお早いようで！ これからも頑張って下さい！！ (2019年8月10日 10時) (レス) id: b3efc05a2a (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - 音斬湊さん» コメントありがとうございます！なんだかこんなグダグダですみません…これからもゆるゆる書いてるので是非ご覧ください！ (2019年8月10日 10時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると
| 作成日時：2019年7月18日 6時
