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ヴェールside
ｺﾝｺﾝｺﾝ
ｶﾞﾁｬ
ヴェール「タコさん」
エイトフット「あ？…なんだヴェールか。どうしたんだ？」
ヴェール「例の物語、見つけましたの」
エイトフット「？！」
本を渡すと彼も目を通していく
そして最後のページまでいくと彼は顔を上げた
エイトフット「これはどこに？」
ヴェール「書室ですわ」
エイトフット「…やっぱりか」
ヴェール「どういうことですの？ラネド様は一体…」
エイトフット「あくまで俺とマルフィの推測だが、あの方は物語そのものが消されてしまったマスターかもしれない」
ヴェール「物語、そのものが…？」
エイトフット「あぁ。理由は今読んで分かっただろ？」
ヴェール「まさか…」
エイトフット「ヴィランズが正義に勝って物語が終わっている」
本来、私達ヴィランズは負けてしまう存在
この鉄則は覆されないし、されてはならない
それなのにあの方の物語は"それ"が起こってしまっていた
エイトフット「…もしかしたら消滅期間をここで過ごすのかもしれねぇな…」
ヴェール「消滅、期間…？」
エイトフット「あぁ。物語を無くしたヴィランズの末路だ。完全にこの世界からも人々からも忘れられる。それまでを消滅期間というんだ。ま、前例は一つだけだけどな」
ヴェール「じ、じゃああの方は…」
エイトフット「近いうちに…死ぬんだろうな」
なら何故、この時期にここへ来たのか
そして本当にそうなのかどうか
深まるばかりの謎で頭が埋め尽くされた
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そると(プロフ) - るかさん» コメントありがとうございます！ほんとに嬉しいです！これからもお付き合い下さい (2019年3月18日 7時) (
レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - 卒業おめでとうございます！いつも楽しみに読ませていただいてます！これからも更新頑張ってください！ (2019年3月18日 7時) (レス) id: f07146a3d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると
| 作成日時：2019年3月6日 16時
