6分経過 ページ8
黒月side
谷口「あ、皆様ご心配なさらないで!私は他の方達と違って走り回るのが好きではないの。だから勝負してくださらない?」
黒尾「…何のだ?」
谷口「勿論体力じゃないとくれば頭脳戦ではなくって?ニコッ」
黒尾「へー…頭脳戦、ね。生憎ウチにはそういう類が得意な奴がいるんでね。ねーAニヤリ」
『…仲間を売るとか…酷い』
孤爪「でも…A、こういうの好きだよね?」
『勿論…受けないとは誰も言ってないから。』
そう言ってAは髪を結ぶ
基本的に面倒くさいから降ろしているが
こういうときは結ぶらしい
谷口「フフッ!!それでは勝負よ!!」
・
・
・
え?結果?聞きたいのか?
……勿論Aの快勝
推理とか頭脳戦とかAに勝てる奴はそうそういない
谷口「くっ…なんで…」
『生憎ウチにはそういう類が得意な奴がいたもんでねギロッ』
あー睨まれてるわwww
俺絶対後でシバかれる
『じゃあ…行こ。さっさと見つけないと…』
谷口「…待って。」
及川「何?こっちは忙しいんだけど?」
谷口「私に勝ったから1つ目の霊呪石の在り処を教えるわ。」
『本当…?ありがとう』
谷口「但し一つだけ忠告致しますわ。今から教える場所はあるお方が直接結界を張って守っているの。それでも情報が欲しいかしら?」
松川「当たり前だ」
谷口「……分かりました。場所は東館の天文室。では私はこれで。」
谷口はそう言い終わると煙に包まれて何処かへ消えた
一つの石を残して
-*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*--*- -*- -*- -*- -*-
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:そると | 作成日時:2018年3月9日 13時