只今霊から逃走中 (ページ24)

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22分経過ページ24

夜久side

菅原「月島っ！！！」

その声で振り返ると同時に月島が倒れ込んだ

『ツッキー！』

月島の元へ行こうとするAを必死で止める

夜久「馬鹿！A！行くな！」
『っ…』
玖音「はぁ〜い1人お〜わりっ！！」
月島「っ……A…さん…」

それだけ言うと月島は意識を失った

キュウビ「その子は、あの子達と同じ場所へ連れて行きましょう」
カナ「ハイ、キュウビ様」

カナがズルズルと月島を引き摺っていく

夜久「A、立てるか？」
『っ…うん…』
菅原「二人とも！後ろ！！」

くるりと振り向くと大鎌が菅原を直撃した

『スガ！！』
菅原「っ…早く…彼奴を殺し……て……」
蠍「もう一人…」
玲音「じゃあその子は僕が連れて行くよ〜玖音と蠍は一人ずつお願いね〜」
玖音「はぁ〜い！！」
蠍「ｺｸｯ」

夜久「なぁA」
『…何？』
夜久「1つ思いついたんだけどさ━━━っていうのはどう？」
『！！でももし…！！』
夜久「大丈夫だ、失敗させない。な？」
『…分かった。ごめん、それとありがとう』
夜久「おう！」

夜久「おーいキュウビ！こっちだ！！」
キュウビ「挑発には乗りません。玖音、蠍。殺りなさい」
玖音「はぁい！」
蠍「はい…」

玖音と蠍が俺目指して走っていく

もう、すぐ後ろに蠍の大鎌が見える

さぁA

老狐の皮を剥げ