暗殺者の失敗【wrwrd】 (ページ8)

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gr side

ワンザが出ていった後、一番にコネシマが声を上げる

kn「何やねんあいつ‼連携取るつもり更々ないやろ…！！」

rbr「ここまで調和性がないとはなぁ…」

ut「まぁ何か考えてるかもしれへんけどな」

kn「そんなんありえへんやろ！」

tn「どうするつもりなん？」

トン氏の言葉に場が静まり返る

その様子を見てから今度は俺が口を開く

gr「彼女自身は自由でいい。…我々のモノにさえなれば」

rbr「相変わらずやねぇ～」

em「取り敢えず私らも早いとこ会議を始めないと。間に合わんくなりますから」

kn「…それもそうか」

gr「じゃ、今の所の部隊の陣営を発表していくゾ。前衛──」

gr side終
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貴方side

会議室を出てからもと来た道を戻っていく

仕事上、道順を覚えるのは得意だった

無事、ものの数分で戻ってこれた

部屋の中へと入り、ベッドに倒れ込む

そしていつターゲットを殺すかを考える

敵国の威力は分からないがまず、死ぬことはないだろう

相手は所詮雑魚の兵士。前線突破なら5分とかからない

『……そうか』

今回の戦いで成果を上げれば今は疑心暗鬼な幹部からもターゲットからも信頼を貰える

そうすれば容易に近づくことができるようになるだろう

頭をもう少し回転させ、いつ殺すのかも視野に入れる

もしこのまま従順でい続ければ、補佐や幹部も臨める

今のこの状況なら有り得る

昔のようなクソ上司もいない

そう思って兵の訓練場に出かけることにした

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