暗殺者の失敗【wrwrd】 (ページ44)

今日:4 hit、昨日:24 hit、合計:67,164 hit

42 ページ44

貴方side

一度、我々国内に戻り国境沿いに進んでいく

暫くすると大軍が目の前に現れた

『あ、ショッピ！』

shp「ワンザさん？何でここに…」

『あれ？伝わっとらんの？』

ショッピの後ろからはコネシマも姿を見せた

kn「おおワンザ、もう来とったん？」

『今着いたところ』

shp「コネシマさん、これどういうことっすか？」

額に青筋が見えるかと思うほどの勢いでコネシマへと突っかかるショッピ

shp「俺、何の伝達も受け取ってないんですけど？」

kn「ちょっとその…わ、忘れとっただけや！な？」

『伝達はちゃんとしてくださいよ…』

kn「ワンザまで？！」

『まぁそれよりも…』

くるりと振り向くと赤いチェミ国の旗が立っている建物が見える

鉄壁、難攻不落と言われているチェミの要塞だ

『作戦は？』

kn「ん？特になしやで。正面突破」

『正気か？！』

あのグルッペンならもう少し考えると思ったが…

kn「数でゴリ押しや！」

『ゴリ押しや！じゃないよ、全く…まァでもあの総統サマの命令だから従うよ、勿論』

kn「じゃどこに入る？因みに俺が第一やで」

shp「俺が第二です」

『ん～…そうだなぁ…』

ちらりと後ろの待機軍を見る

確かに数ゴリ押しに相応な兵数はいるようだ

『特攻部隊を指揮、というか先頭で行くよ。先導するから後ろはよろしく』

shp「はぁ？！先導を？」

怒り半分、呆れ半分という感じの顔をされる

shp「いいンすか、それで」

『大丈夫。ちょっとあの軍には大切な仲間の借りがあるんでね』

shp「借り…？」

『ﾌﾌま、取り敢えず後ろは頼んだよショッピ、コネシマ』

-*- -*- -*- -*- -*- -*- -*- -*--*- -*- -*- -*- -*-